【三つ巴】
ペイドメルヴェイユの動き軽快。藤沢厩舎なのになぜか珍しく、いつも人気薄。
三面川特別も9番人気の好走とはいえ、マイル通過は1分33秒2、上り4Fは11秒8-11秒3-10秒8-11秒9。1分45秒1という全体時計も含め、記録の精度はメンバー中一番。関西遠征歴もあり、追い切り本数を重ねながら、馬体も維持できている。
逆転があれば
モーヴサファイア。2歳7月の中京マイルで新馬勝ちをはたし、2勝目の
あすなろ賞は2分0秒0という好タイムで楽勝(
エポカドーロは稍重で2分0秒8)。
オークスに出走もしたが(12着)、馬体に肉が付き切らず1000万で足踏み。降級を待ち、
出石特別ではジックリと馬体造りも見直した。その甲斐あって、480キロ台のときもあった体重は512キロに増量。やや重で、11秒2-11秒5-12秒9というタフな上りラップを、アタマ差以上の強さでひねり倒す快勝を果たした。秋をにらみ間隔はあいたが、中間はCWで11秒台を連発。稽古時計も目に見えてアップしている。
単穴は
リュヌルージュ。2分3秒1はみるからに地味だが、同日の1000万特別は2分3秒6だった。春の
忘れな草賞・2分0秒5の2着を、能力ベースにとってもいい。
カイザーバルは
三面川特別でいいところなく7着。しかし調教の動きは悪くない。
エッジースタイルは、この休養でもう一段確変はないか。モツれた展開になれば
ウインクルサルーテ、
チャレアーダも連下なら。