【水分が抜けてきた】ミッキーバディーラが続伸。前走は1000m通過が59秒6のミドル、上り3Fは11秒9-11秒8-11秒4(35秒1)というタフな一戦。勝ち馬のタイムは1分34秒7、シンプルに先着馬が強かった。メンバー中第2位の上りラップをみれば、ジワリ1F延長、阪神替わりもOK。馬体も一戦ごとに水っぽさが抜けてきた。

　対抗一番手にヒルノアマランテを指名。背中の形状や気性等、良くも悪くも、父マンハッタンカフェの特性をよく受け継いでいるが、稽古はかなり動く。チークピーシーズ装着で前進気勢一変。

　対照的に、カフジローズは自分の能力通りに走るダイワメジャー産駒。プレミアムギフト、ディープサドラーズの変わり身。ハギノアップロード、ネルソンタッチなど、小頭数ながら意外に激戦。

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【上位拮抗】前走は中途半端な競馬になってしまった1ハギノアップロード。内枠になってしまったが、好位に取り付けるタイプで、今度は進路確保に戸惑うことはないはずだ。10ミッキバディーラは決め手なら◎を凌ぐ。鞍上の手腕に寄るところが大きいが、これ以上ない信頼できる人間が乗っているだけに、有力馬になることは間違いないだろう。

【近走優秀】近2走の内容がいい、04カフジローズを本命視。前々で流れに乗る競馬と中団から差す競馬のどちらもできるのは、馬場バイアスが読めない開幕週においてはかなりの強みだ。そして、鞍上の継続騎乗もプラス材料。相手は、10ミッキーバディーラと08ヒルノアマランテの2頭を上位に評価する。ここは、◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負したい。

【小波乱】ディープサドラーズは能力上位。立ち回りがうまいプレミアムギフト。外回りコースが合うミッキーバディーラが続く。

ディープ産駒4頭。うち2頭◎ミッキーバディーラと○ディープサドラーズの頭争い。そこに▲カフジローズと☆ハギノアップロードがどこまで食い込める下の構図。あとは初戦1戦組からの△チョイスも大事。