【1200m通過は1分7秒8】
モアナの勢いを重視。3勝クラス到達までに少し時間を要したが、着外はわずか2回。5歳馬ながらまだキャリアは浅く、しかも全成績[4-2-7-2]という安定株。7Fをベースに、良績を積み重ねてきた。
前回の東京戦は1000m通過・56秒8-1200m通過・1分8秒8というタフなミドルラップで展開、中団内でしっかり流れに乗っていた。ハナ差の接戦ではあったが、最後は差し返すようにしてもうひと伸び。1200mはデビュー二戦目以来の久々になるが、前進気勢の増した今なら、よほどのスタートミスでもない限り好勝負に持ち込める。
ナンヨーアミーコとの追い比べが第一本線。急坂の中山1200mに1分7秒7・当該クラス3着歴のある実力派。夏開催を得意としており、福島1200mは[0-2-1-0]と崩れが少ない。たたき三戦、状態も今回あたりが
ピークだろう。
三番手は
トワイライトライフ。ローカルの小倉戦績だけに印象は地味だが、
周防灘特別の1分8秒4というタイムは、翌日の3勝クラスの特別と0秒4差だった。トレセン入りしてほぼ一か月、ひと追いごとに息の入りもよくなっている。
ややムラな面はあるが、
ショウナンアエラは前回
船橋Sを3着に踏みとどまった。
ハーグリーブスは
袖ケ浦特別を大外一気。芝は[2-1-0-1]と底を見せておらず、雨が降り少し時計のかかる馬場になるとありがたい。
シャドウノエルもクラス二度目、パワー決着になれば出番がある。