【さらに上昇】3歳馬
ジュランビルがさらに前進。デビュー勝ちは昨年夏の小倉・芝1200m。1400mの
ききょうSは3着、次走のGIII・
ファンタジーSは3着にくいこみ、暮れの阪神1400m・万両賞を1分21秒2という好タイムで2勝目をあげた。
明け3歳となり
フィリーズレビュー3着で
桜花賞出走の権利をゲット。GI・桜の舞台は0秒9差の8着に終わったが、7ハロンのオープン・橘Sを1分20秒7で首差2着の接戦を演じ、すかさず反撃。2勝クラスの前走・
由布院特別は他馬の脚色を確かめながらの余裕勝ち。昇級、距離延長という課題もアッサリ通過していい。
対抗は
モアナ。7ハロンをベースに良績を重ね全成績は[4273]。二走前の東京戦は1000m通過・56秒8というタフなミドルラップを盛り返すようにして勝ち星を奪った。前走の
テレビユー福島賞は久しぶりの6ハロンの流れに戸惑い、0秒1差に
アクセルを踏み遅れてしまったが、7ハロンなら一味違う競馬を組み立てることができる。一角崩しがあれば
ジョイフル。展開の助けが必要だが、近二走57キロの重量で、7ハロン戦を1分20秒台半ばで走破、0秒2差に好ファイトしてきた。
アダムバローズも1400mに転向し、近三走3・2・3着に踏ん張っている。ややジリ脚ではあるが、先行策を取れれば大崩れは考えにくい。
カレングロリアーレは、キャリアはまだ[301]。伸びしろを残す3歳馬だけに、課題の高速決着も一気にクリア可能。
レノーアは
由比ヶ浜特別を上り32秒9で強襲。一瞬の脚はあなどれない。