【夏は牝馬の格言通り】
グレイシアに活力が戻ってきた。思い起こせば昨夏の新潟。1400mの新馬戦はテンの2F目から10秒5-10秒9という高速ラップを踏み、5Fは58秒4。終い2Fは11秒4-11秒8にまとめ、1分21秒6で楽勝。
続くアスター賞はスタートで後手を踏み、想定外の追い込み競馬になってしまったが、ラスト3F・12秒1-11秒3-11秒1(3Fは34秒5)というレースの上りに対し、自身のソレは33秒5。中山の急坂を推定10秒台の加速ラップで直一気を決めた。敏感質な性格ゆえ、
アルテミスSを境に心身の
バランスがとれなくなってしまったが、新潟・自己条件なら激変必至。
次位は
メモリーコロネット。左回りの7F、それも高速決着こそが働きどころ。ルメール起用もワンプッシュになる。
マジックバローズは、平坦・滞在にまだカードを残している。左回り7Fなら
スイーズドリームスの差し込み。
ミカリーニョ、連れて
ランウェイデビューなど、連下は小波乱。