【上位拮抗】プランドラーは期待の好素材で軌道に乗ってきた印象。休み明けも調整は過程良好で秋に繋がるレースを期待。ブラックプラチナムは惜敗続くもクラス上位明らか。休養明けで転厩戦も動きは上々で勝機もある。ホウオウサーベルも潜在能力は高く反応も前走以上。プルンクザールも久々だが力強さ増す。スクエアフォールドは末脚堅実で、ダノンクライムやプラチナアッシュなども侮れない。

【遠く近く菊の風景も】ホウオウサーベルが貫く。思い起こせばデビュー戦は2歳夏、新潟2000m。上り33秒8の末脚は、希望に満ちていた。

　ただ、体重は数字以上に幅がなく腰も薄い。本来備わっている瞬発力を上手く引き出せない時期もあったが、前走はスローの上り勝負とはいえ、11秒7-10秒7-11秒5(3Fは33秒9)という、目に見える10秒7の高速ラップに楽々対応。滞在は心身ともに加点材料が多く、プラス体重で出走可能。3勝目にリーチ。

　ちなみに昨年の勝ち馬ユーキャンスマイルは、ここをステップに、次走菊花賞3着に食い込んでいる。

　同じ3歳プランドラーも、メルボルンTはタフなミドルラップを、ひとタメし直線強襲。良血ならではの冴えを見せてくれたが、内回りの2200m、高速ラップをクリアできれば、本命同様菊が視界に入ってくる。

　一角崩しがあればダノンクライム。二走前の中京2200m・2分11秒6は、現級では破格。その時計の勝ちを前走快勝で証明。昇級でもまだおつりがある。

　やや急仕上げ気味だが、プルンクザールも、前走は1000m通過・58秒9-2200m通過・2分11秒6というよどみのないHレベル決着を2分23秒8で勝ち上がった。

　長期休養明けになるが、ブラックプラチナムの才能と左回り適性は見逃せない。プラチナアッシュ、ブラックジェイドも連下なら。

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【上位拮抗】8プランドラーは差し脚を長く使えるタイプで昇級戦でも主軸に指名。5ホウオウサーベルは今回も先行策が取れれば押し切る可能性が十分ある。7ブラックプラチナムは長休明けでも仕上がり上々で地力的にも要警戒。善戦タイプの9プルンクザールも押さえたい。3ヴァンベールシチーは折り合い次第だが仕掛けが決まれば台頭が可能。2スクエアフォールドはひと押しに欠けるが流れ込みに警戒しておく。

【小波乱】プランドラーは長くいい脚を使える。粘り強いナムラマル。ホウオウサーベルは立ち回りがうまい。

一目混戦。同距離コースの実績数字ない上に、平均値では100台もいない。そんななか、3歳で90台連発している◎プランドラー。ここからの今回は2キロ恩恵実践で前進アリならば100台も出そう。相手は平均値から○プルンクザールと▲ブラックプラチナム。一発☆ダノンクライム。

3連続2着が示すように能力は一枚上手の7ブラックプラチナムが有力。自在な脚があり鉄砲駆けの魅力はある。対抗は8プランドラーで先行力があり能力は上位。