【本年3歳もダートレベル高し】57キロになっても、
デルマルーヴルの末脚に鈍りなし。三走前のオキザリス賞は、稍重という速い馬場だったにしろ時計は1分24秒4。古馬1000万に匹敵する快時計で一気差しを決めた。つづく兵庫
ジュニアGPも、コース形態や砂質の違う園田で、直線入り口ではもう勝負あった。
全日本2歳優駿は踏み負けたぶん2着に終わったが、ゴール板の脚色は断然。調教、馬体も、まだまだ前進の余地を残している。
逆転の単なら
オーヴァルエース。デビュー戦の東京マイルは、エンジンがかかったのは4コーナー過ぎ。しかし、あっという間に後続を1秒4と置き去りにする独走、上りは36秒1。2歳11月期に、1分38秒9という走破タイムも破格。
主戦蛯名も陣営も、寒椿賞を連勝しても、まだ緩いし幼いと、コメントは辛口。しかし、才能と将来図が見えているからこそ、期待を込めての表現のように思う。
ヴァイトブリックは、新馬・500万を1分54秒台で連勝、重賞級の器であることはわかった。あとは瞬発力とコース適性――コーナー4つの1800m型か、ワンターンの東京マイル型か。
ヒヤシンスが分岐点となる。同じく9Fを勝ち上がってきた
マスターフェンサー、
ナンヨーイザヨイも、適性が鍵。