【寄り切り】
セリユーズの成長急。デビュー時496キロだった身体は、11月の東京1800m戦では514キロにビルドアップ。まずまずのスタートがきれるようになり、終いの伸びも格段に良化、ラスト3F・11秒4-11秒3-12秒1(34秒8)というレースの上りを34秒6で好位からひと差し。マイル通過・1分34秒9というタフなミドルペースを好位で構え、1分47秒0という走破タイムは、翌日の
セントポーリア賞より1秒2速かった。
前走の中山マイルは、予定より少し馬体が減ったかも?しかし、ト
リッキーな中山マイルを承知で、先団馬群を見ながらワンテンポ仕掛けを遅らせる余裕。直線入り口、他馬をのみ込むようにして0秒5差の楽勝。いわゆる格上競馬で、他を沈めた。東京9Fは経験済み、中間南Wで6F追いを消化、また違う身体造りができるかもしれない。
対抗は
カレンブーケドールの瞬発力。東京マイルの新馬戦で計時した上りは33秒0、アタマ差に食い下がった相手は
皐月賞3着馬
ダノンキングリーだった。