【風景一変】
フォルコメンが東京で一変。デビュー戦の中山マイルは、追い込み届かずの4着に終わったものの、急坂を上がり34秒2で駈け登った好素材。二戦目は、中一週で東京マイルへ。一度使ったことで背中や四肢の踏ん張りが増し、1000m通過・59秒7というスローペースを4番手で折り合い、レースの上りが35秒2に対し、ゴール前は手綱を抑える余裕で、自身のソレは34秒4。1分34秒9というタイムも、未勝利クラスの水準を1秒近く上回っていた。前回は発馬で後手を踏み、暴走気味に5着に終わったが、鞍上にはレーン。東京コースなら10Fでも伸びやかな走りを期待していい。
カセドラルベルとの叩き合いが第一本線。二走前の阪神の未勝利戦も鮮やかだったが、
あすなろ賞は、やや重馬場を差し引きすると、レース密度はなかなか。高速決着にまだ課題を残すものの、
チェサピークベイの前回の坂上からの脚は、もうひとクラス上の才能を感じさせた。
ミッキーバード、
ジンゴイスト、
ユウチェンジの粘り込みが連下。