【混戦】ルガールカルムは久々の前走2着で伸びも上々。上積み十分でクロッカスS2着で条件適性も示しており好勝負必至。前走レコード勝ちのメモリーコロネットはひと息入るも状態充実示し昇級も即通用。ウィンドライジズも昇級の前走2着と力量アップ示し好調も維持。アダムバローズは立て直し効果十分で巻き返し狙う。ナランフレグも前進可能で、ライラックカラーやアバルラータなども差はない。

【ガツンとくる】ルガールカルムのパンチ力が勝る。桜花賞は、あれこれあっての参戦、しんがり負けを喫した。しかし自己条件に戻った前走、秋風Sは0秒3差の2着。ペースはスロー、どこか噛み合わない流れでも、中山の急坂を33秒5で外から猛追してきた。マイルよりは7Fのほうがリズムに乗りやすく、当該1400mはクロッカスS2着がある。

　当面の敵はメモリーコロネット。高速馬場がピタリと合っていたにせよ、瀬戸内特別・1分19秒3、後続に0秒5差は特筆モノ。中山の1200mはギアが入らないまま5着に終わったが、東京7Fに替わればナランフレグが一変。ウィンドライジズ、アダムバローズ、アバルラータは高値安定。

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【上位拮抗】9アバルラータは差し脚堅実で、距離短縮もプラスになりそう。6ルガールカルムも決め手上位で叩き2走目の上積みにも期待ができる。10ウィンドライジズは近走上々で引き続き先行粘り込みが考えられそう。1ミリッサは長休明けの前走上々で、上位食い込みが狙えそうだ。8レノーアも立ち回りひとつで善戦以上が可能。前走快勝の13メモリーコロネットも押さえたい。

【小波乱】ミリッサは良化一途。ミュージアムヒルは集中力アップ。ルガールカルムは追い比べで浮上する。

平均値は拮抗。半数が100レベルあって、それ以下も平均値2差内に7頭がいる。平均値はあまりアテになりそうもない。同距離コース適性と前走値勝負になりそうだ。同距離コース数値重視で◎ウィンドライジズと○メモリーコロネット。次いで3歳▲ルガールカルム。ただこれで決まるとは思えない。☆△のチョイス次第。人気薄も含めて選びたいところ。

叩き3戦目で復調してきた8レノーアが主力。条件はベストで差し切りを期待できる。対抗は6ルガールカルムで決め脚は鋭く逆転は十分。