【一気】
ピースワンパラディは、重賞レベルの
サウスポー。3月の中京マイルを33秒8で直一気。続くフ
ローラルウォーク賞では上り33秒0という出色の末脚を駆使。これは大物――ただし左回り専門。
父ジャングルポケットを頼りに、春最後は
青葉賞を試してみたが、様子見ながらも3着に盛り返す好走。
ならば秋、確勝を期し
魚沼特別へと向かったが、1000m通過は1分4秒1の超スロー。10秒台が二つ並ぶ超速の上りレースでは32秒8でも届かない。前回の
精進湖特別も上り32秒7をマークしながら3着…。くやしいゝが続いているけれど、10Fよりは9Fのほうが流れも向き決め手もいかせる。
こちらは逆に9F延長が微妙になるが、
ニシノカツナリの能力もオープン級。前回時計は1分32秒6、上り33秒8の脚をつかって2着とあれば、単に相手が強すぎた。
三番手は牝馬
アルミレーナの切れ。5歳シーズンも新潟・東京で最速の上りを度々駆使。
アストラサンタンは、その
アルミナーレに
弥彦特別で先着を果たしている。モツれて、ビュイックの
コーカス。久々になるが3歳馬
ランペドゥーザも軽視禁物。