【軸不動】サトノダムゼルはデビュー遅れるも2戦2勝と非凡な能力示す。使われつつ素軽さも増しておりここも通過点。ミヤビパーフェクトも連勝中で前走内容も良好。中1週も活気十分で好勝負も可能。ケルフロイデは京成杯2着など中山で好実績誇り仕上がりも良好。ヒシヴィクトリーも入念に乗り込まれ巻き返しの態勢。エバーミランダも動き軽快で、ギルマやロフティフレーズなども押さえておきたい。

【あの動き出しなら】サトノダムゼルの勢い右翼。デビュー戦は経験馬相手の一気差し。力勝負の東京1800mを、重馬場1分47秒8で直線強襲を決めた。続戦は新潟、体重はマイナス6キロ。現地競馬なのに少しテンションは高め。しかも前のレースでデムーロは落馬だよ。ヒヤヒヤしながらレースを見ていたが、紛れがないよう、スタートして2F目あたりで好位に押し出し、折り合いもまずまず。呼吸をはかり11秒3-11秒0-11秒8(3Fは34秒1)というレース上りを、33秒7で2馬身と突き放す完勝。コーナー4つの右回りの中山1800mでも、あの動き出しなら対応可能とみた。

　さらなる体重減、変にイレ込みがキツいようなら、ミヤビパーフェクトの逆転も一考。若戸大橋特別は462キロに増量、道悪巧者とはいえ、悠々の0秒5差で圧倒。3歳秋、歯車ががっちりとかみ合ってきた。ヒシヴィクトリーは、二走前・現級の調布特別を1分47秒2・上り33秒1で2着。道悪は空っ下手。重馬場の八ヶ岳特別は6着に沈んだが、良馬場にかわれば巻き返し必至。ムラはあるが、ケルフロイデは春の中山・富里特別3着歴がある。体調の在処が見え辛いが、3歳馬ギルマのポテンシャル。エバーミランダ、トーホウアイレスが、3連単・3連複要員。

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【伏兵注意】4サトノダムゼルは差し脚を長く使えるタイプで、昇級戦でも引き続きチャンス。上昇ムードがある2ミヤビパーフェクトを対抗に据える。10ヒシヴィクトリーは時計がカギだが相手なりに走れそうで3番手にマーク。先行してしぶとい3エバーミランダも押さえたい。7トーホウアイレスは展開次第だが前崩れなら台頭も。中山コースで好走歴がある6ギルマが穴。

【小波乱】サトノダムゼルは追われて確か。しぶといシベリアンタイガー。ギルマはコースが変わり浮上する。

平均値トップ◎サトノダムゼル。初戦95から101の連勝というのは久々にみたような気がする大物感の数字。ここで止まってほしくはない。相手は前走値99○ミヤビパーフェクト。平均値2位▲エバーミランダ。一発☆ギルマ。ここも混戦の中からの△3点選びは大事になりそう。

無傷の連勝が示すように潜在能力は極めて高い4サトノダムゼルが優勢。一段と中身が充実してきた現状からここも通過点か。○は2ミヤビパーフェクトでスピード能力は高く積極策から好走は可能。