【産駒随一】
オーソリティの上昇度絶品。
オルフェーヴルの仔にしては、顔や頭回りを大きく見せ、胸前が発達、フォームも伸びやか。今まで見てきたオルフェ産駒とはちょっと違う。母系の
シーザリオのラインが出たのかな?それとも母の
父スペシャルウィークか――それも正解ではないような気がするが、これまでのオルフェ産駒概念を超える大物という可能性も高い。
新馬戦は65秒9のスロー。頭を上げ気味、口の周りを泡で真っ白にし、直線入り口で危ういシーンもあったが、12秒3-11秒5-11秒9(3Fは35秒7)というレースラップに対し、自身のソレは35秒4。湿った洋芝で11秒前半の連続ラップを余裕で計測している。
この中間は、帰厩初期段階から、ウッドで攻め、坂路でもビシビシ。先週は古馬GI馬・
ステルヴィオを追いかけまわした。調教タイムの変遷通り、右肩上がりの急成長の予感がびりびり。
第一本線は
ルトロヴァイユ。中山の急坂を、前走は11秒7-11秒3-11秒2という加速ラップを描いている。
新潟2歳Sは切れ負けしたが、
ウインカーネリアンは二走前・福島1800mを1分49秒5で勝ち上がった。
アルファウェーブ、
トランシルヴァニアなど、小頭数でも連下は難解。