【左利き】中京7Fなら、
リネンファッションがスパリ。母系にブラックタイプ不在、デビュー戦の体重は444キロとコンパクト。ただ
キンシャサノキセキ産駒にしては胴の伸びがよく、コースでも坂路でも終い11秒台を出せる。新馬戦のパドックも周回はおっとり、丁寧な仕上げが目を引いた。いざレースでも、新潟外回り特有の瞬発力決着で11秒2-10秒5-11秒5(3Fは33秒2)というレース上りを、自身33秒0でひと差し。ラスト2F目の10秒5という記録は、本夏の新潟開催新馬の2歳戦では最速だった。
りんどう賞は
トップギアに入るまでにひと手間。右回りにかわったことで、スイッチの点灯が遅くなってしまったが、中京7Fなら伸び切るとみた。
強敵は
フェアレストアイル。兄はGI馬
ミッキーアイル、ただ少し線が細い。阪神の坂越えに耐えられるか?――半信半疑で新馬戦を見ていが、二段加速で1分21秒8は立派。2勝目のために、成長期間を設けることができた。
単穴は
フィオリキアリ。
赤松賞は消化不良の10着に沈没したが、初陣の上り33秒6を見直し。
ピュアカラーは当該コースで新馬勝ち。
ソーユーフォリア、
シュルルヴァン、
カイトレッドなど、連下はチョイ荒れ。