【5番仔のミッションは
桜花賞】本命は
タニノミッション。東京マイルの新馬戦は推定10秒台半ばの猛加速で瞬く間に抜け出し快勝。
ウオッカの5番娘は、GI仕様の切れ切れマイラーに出た。
ただ、天才少女はデリケート。阪神JFは馬群でモマれ、キャリアの浅さに泣いたが、直線盛り返す姿勢は示した。強行軍明けになるが、へこたれるどころかさらに調教で動くようになっている。きっかけひとつで、一気にクラシック先行組に追い付いてくる。
年明けの1回京都は
パワー馬場、対抗は
グッドレイズの差し脚。母系にブラックタイプがほとんどおらず、勝ち上りは8戦目。前走は稍重で1000m通過は60秒7のミドル。前崩れの展開にも恵まれたとはいえ、レースの上りを1秒上回る爆発力で大外一気。馬場差を考慮すれば1分36秒5は、良なら1分35秒前半に匹敵。体重は476キロ、まだまだ使い減りなし。
三番手は
エメラルファイト。
朝日杯FSは、レースの大勢が決着したあととはいえ、最速の上りで6着入線。自己条件なら好勝負。
マイネルウィルトスも、こうやまき賞は1分34秒7の2着、阪神の
千両賞でも、しっかりと2着は確保した。
馬場に恵まれたが、
ミッキースピリットのレコ勝ちと血統を惑星に
リスペクト。
セグレドスペリオル、
エルモンストロなど、伏兵も隠れている。