【条件ベスト】
ヴェンジェンスは1400mダートのスペシャリスト。三走前の
大阪スポーツ杯・1分21秒6というタイムは、重馬場と不良馬場の違いはあるものの、二週前のオープン特別・
エニフSより0秒6速い好タイムだった。オープン昇級後も1200ダートの
室町Sを2着し、続くGIII・
カペラSも0秒3差の5着に詰め寄ってきたが、6ハロンはエンジンがかかったところがゴール。この距離の番組数は限られているため、やむなく1200ダートを使ったが、1Fがプラスに働くのは明らか。ルメールを配し適距離のここに状態も
ピークがきた。
対抗は
サクセスエナジー。500万条件から準オープンにかけ3連勝を果たし、交流重賞かきつばた記念・さきたま杯を連勝した、キャリア的にもまだ先が見込める5歳馬。スピード数値は本命に譲るが、先週のような冬場特有の乾燥馬場なら逆転も十分。
ギャラクシーSは高速決着に泣いたが、
アキトクレッセントは、一昨年の
ギャラクシーSでオープン勝ち。二走前の
霜月Sのように1分23秒台のタイムラインになれば上位争い。
スマートダンディーは、コースは異なるものの当該距離に1分22秒6の勝ち鞍がある。ダート戦績は[5323]、まだ底は割れておらず、前走後馬体を緩めていない。バイラは
ギャラクシーSで最速の上りで4着に突入。同レース6着の
ヒデノインペリアルも差はない。