【ジワリジワリ】1900mの持久力勝負、
アングライフェンが混戦に断を下す。芝中距離で5勝を挙げているが、洋芝の北海道シリーズでは、GIII・
函館記念4着、丹頂S2着歴もある
パワー派。ダート出走機会は6度ながら、昨年の
アルデバランSでは、1分58秒2・0秒3差に追い上げている。
前回のGII・東海Sも、勝ち馬は別格、この馬にしては上りも時計も速すぎたが、バテることなくジワジワと6着には入線。年明けの京都は時計を要する乾燥馬場、1900mのスタミナ勝負にかわれば前進必至。間隔は詰まっているが、中間坂路で2本追い切りを消化、デキも今回が
ピークといっていい。
対抗は東海S7着の
カゼノコ。3歳夏、破竹の3連勝で大井
ジャパンダートダービーを奪取した決め手の持ち主。重賞に良績があるぶん重い斤量を背負うことが多く、高速決着にも苦しんできたが、距離や馬場など、久しぶりに好走条件が整った。
ザイディックメアは、東京2100ダートのブリリアントCを2分11秒0という好タイムで2着に好走。
ポルックスSは休み明け、距離1800mも少し短かったが、叩き良化、距離延長で前進。
オルナは、よほど馬場適性があっていたのだろう。
摩耶Sを1分48秒5という驚きのタイムで圧倒したが、年明けの
パワーダートは惑星で様子見。
昇級になるが
テルペリオンは当該コースに1分58秒7という持ち時計がある。雅Sで一気差しを決めたさ
モズアトラクションも好調。