【のるかそるか】ホームの関西、
アクアミラビリスが巻き返し。新馬戦は1000m通過が1分3秒8のスロー。上り3Fの瞬発力決着となったが、11秒7-10秒6-11秒1(33秒4)というレースラップを33秒2でひと差し。ラスト2F目に10秒6という、目に見える超高速ラップを具体的な数値として刻み込んだ。
半姉の
クイーンズリングは、M・デムーロとのコンビで
エリザベス女王杯を奪取、
有馬記念2着は記憶に新しい。父は異なりサイズも違うが、良血馬ならでは手応えをデビュー戦の上りで感じ取っていた。
前走の
フェアリーSは、マイナス4キロという以上に細め。パドックでウカウカ、スタートして3コーナー手前まで折り合い能わず。5着確保がやっとだったが、
桜花賞に向けノルかソルか。タイトなローテを承知で勝負にきた。
強敵は
ノーブルスコア。
紅梅Sの脚も力強かったが、マイルはコースを選ぶことなく安定している。
グレイスアンは
フェアリーS3着が本物か否か。レースレベルを確認する意味でも、遠征するからにはここで結果を残したい。
ブランノワールは、この血統独特の皮膚の薄さ光沢が表に出てくるようになった。
レッドベレーザ、
イルヴェントドーロも、馬体を増やす形で結果が伴えば桜戦線がチラついてくる。