11R

きさらぎ賞

15:35発走 / 芝1800m (右 外 B) / 天候:雨 / 馬場:良
2回 京都 4日目 サラ系3歳 オープン       (国際)(特指) 別定 8頭
本賞金:3800,1500,950,570,380万円
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ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

7

相手

2

3

4

8

8通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

3

相手

2

4

8

18通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

4

相手

2

3

8

18通り 各100円

丹下日出夫の見解

【大関】現3歳世代の牡馬は、横綱にはサートゥルナーリアを推奨、同馬のスケールと才能が現時点では突出している。西の横綱は不在、大関以下は混とん、決定的な成績をあげた横綱候補がまだ見当たらないが、もっとも注目している馬がアガラス。6月の東京・芝1800mの新馬を上り34秒1で突き抜けた時から、ある程度の能力は把握していたが、前進気勢が強く、コスモス賞はムキになってハナに立つなどレース内容も拙い。だが東スポ杯では496キロに増量、肌艶もピカピカ。ひと夏をこえ身体に幅が増し背中や後肢もグッと強度を増した。発馬は立ち遅れ気味、1000m通過はスロー。だが後半1000m・11秒9-11秒6-11秒6-11秒4-11秒6(3Fは34秒6)という、持久力と瞬発力の両方を問われる、同レース史上でもまれなHレベル決着を、33秒7という最速の上りで2着に馬群を立ち割って見せた。戸崎とは初コンビ、敏感な馬だけに乗り難しいところもあるだろうが、ここは一番、是が非でも踏ん張って結果を出さなくてはいけない。

 相手本線はヴァンドギャルド。キャリア二戦目で臨んだ東スポ杯は、丁寧を心掛け流れに乗り3着と好走。しかし勝負とは不思議なもので、ホープフルSは自信満々に直線勝負を狙ったぶん、二度のアクシデントに巻き込まれてしまった。460キロ前後の中型サイズ、併せられて弾き飛ばすほどの体力はなかったが、東スポ杯1分46秒6・3着は根底のポテンシャルだろう。

 ダノンチェイサーは、皐月賞のためにも、1800mのきさらぎ賞で結果が欲しい。母サミターは愛1000ギニー勝ち。北米・芝9FのGI・ガーデンシティS優勝。セレクトでも目の玉が飛び出るほどの高値、素晴らしいシルエットをしていたが、中京・芝2000mの新馬戦からスタートしたものの、体型は明らかにマイラー。福島のきんもくせい賞は、他馬のターゲットになったぶん、2着に敗れたが走破時計は1分46秒2(レコード決着)。もう1F距離を短縮すれば、もっと精密なレース構築ができると判断--次走のこうやまき賞は1000m通過は60秒5のスロー。折り合いに汲々としながらも11秒5-11秒2-11秒5(3Fは34秒2)というレースラップを33秒5(10秒台のラップを内包)で、ひと差し。1分34秒7にまとめあげた。ちなみに二年前、同じ池江厩舎、同じディープインパクト産駒ペルシアンナイトは、こうやまき賞を1分35秒4・上り33秒9という記録を残している。

 もう一頭エングレーバーも、思わぬクラシックの有力候補。マルティンスタークの仔たちを何頭も見てきたが、首も背中も長く、薄くて硬い仔が多かった。現3歳父はオルフェーヴル。少しうるさいのはご愛敬として、背丈は短め、身体もコロンと丸い。中内田厩舎だから、そう見えるのか、しかし妙に独特の張りと艶がある。前走は1000m通過は1分2秒6。5Fから6Fは12秒4-12秒2で展開、一転上り3Fは11秒9-11秒4-11秒9(35秒2)。馬群をこじ開け抜け出した本馬の上りは34秒8。全体時計・2分2秒4ながら、「走る」オルフェーヴル産駒のシルエットは、この馬が正解なのではないか。現4歳のエポカドーロと共通項が多いかも。メイショウテンゲンメイショウベルーガの息子。ただ母がそうだったように、まだ外にぶっ飛びそうになるなど、本格化は秋。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単フォーメーション
1着

7

2着

1

2

3

相手

1

2

3

4

9通り 各1100円

須田鷹雄の見解

 京都コースらしいというか、前走上がり順の上位馬が活躍しているレース。前走上がり1位だった馬は今回2頭いるが、メイショウテンゲンは未勝利かつ35秒2というものなので、ここは◎アガラスで。1着固定で前走500万条件において内容の良かった馬を重視したヒモへ。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

3

4

6

7

12通り 各400円

3連単BOX

3

4

6

7

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

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高配当もズバリ! netkeiba関西本紙の予想

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netkeiba関西本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

2

4

6

7

8

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

7

相手

1

2

4

6

8

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

4

相手

1

2

6

7

8

30通り 各100円

netkeiba関西本紙の見解

【順当】ホープフルSは不完全燃焼の競馬に終わった3ヴァンドギャルド。鞍上も兄に乗り代わりリベンジを誓う。7アガラスが明らかに前走は、それまでとレースレベルアップ。それでもタイム差なしの2着なら、まだまだ才能が隠れているはず。4ダノンチェイサーは2戦目から裏街道を回ることになったが、ようやく表舞台に戻ってきた。本来、華のある馬。初重賞で最初の見せ場が訪れるか。

元騎手ならではの視点、展開重視 鈴木麻優の予想

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鈴木麻優

予想印
4ダノンチェイサー(3人気)
7アガラス(2人気)

鈴木麻優の見解

※1/27時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 クラシックを視野に入れている有力馬が多頭数参加するレースでとても楽しみです。このレースは京都の1800で行われるので、先行馬が有利になりますが、少頭数なので後ろからの馬も不利が少ないと考えると脚質面はあまり気にしなくてもよさそうです。

 今回本命視しているのは、ダノンチェイサーです。デビューから4戦2勝。新馬戦は少しゲートで遅れるもリカバリーする終いの足があり、レベルの高い走りでした。前走は好位からのレースができました。重賞経験はないですが、通用する力がありそうですし、楽しみです。

競馬記者の決断 鈴木正の予想

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鈴木正

鈴木正の見解

※1/25時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 ヴァンドギャルドを見直す。前走・ホープフルSは直線を向いて外から締められ、狭くなって落馬寸前の不利。その後も諦めずに追ったら伸びていた。実にもったいない一戦だが高い能力は確認できた。改めて狙う。

 アガラスの決め手も侮れない。前走は2着とはいえ、なかなかの伸び。これまでと違った面を披露して戦法の幅が広がった。メイショウテンゲンは直線で完全に遊んでいながら完勝。まともに走れば相当に強いはずだ。

魅せるデータ力 伊吹雅也の予想

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伊吹雅也

伊吹雅也の見解

※1/26時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 好走馬の血統に偏りがあるレース。2014年以降の連対馬10頭中9頭は、父が現役時代に菊花賞天皇賞(春)で連対を果たしている馬でした。なお「“中央場所、かつ2000mのレース”において優勝経験のある馬」は2014年以降[4-2-1-7]、「“中山・中京・阪神、かつ1600m以上のレース”において連対経験のある馬」は2014年以降[2-5-2-7]と、それぞれ堅実。

 京都芝1800m外のレースですが、2000mのコースやゴール前の直線に急坂があるコースでの実績を重視すべきでしょう。今年のメンバー構成なら、これらの条件をすべてクリアしているエングレーバーが楽しみです。

 平出貴昭の予想

平出貴昭の見解

※1/26時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 ◎ダノンチェイサー母サミターが愛1000ギニーなど愛米でG1・2勝の活躍馬。父ディープインパクトと母の父ロックオブジブラルタルの配合は、NHKマイルCマイルチャンピオンシップを勝ったミッキーアイルと同じ。

 父の産駒で母系にデインヒルを持つ馬には英2000ギニーのサクソンウォリアーや2歳王者ダノンプレミアムサトノアレスなどスピードタイプが多い。2000mはちょっと長いかもしれないが1800mは守備範囲だろう。

 ○ヴァンドギャルドダノンチェイサーと同じように、母系にデインヒルを持つディープインパクト産駒だが、母の父に凱旋門賞モンジューが入り、スタミナと成長力に秀でたタイプに出ている。距離が長いほうが良いタイプだが、東京スポーツ杯2歳Sで3着に入っているように、この距離も対応可能だ。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 クラシック本番を決勝戦とすると、位置付けとしては「準々決勝」に当たるが、近年はここを勝った馬は本番に直行するのが通例になっている。春を前にして、早くもクラシックのステップレースとしての役割も担う重要レース。スター候補の有名馬・良血馬が集結して盛り上がる伝統の一戦である。

 このレースの前日にはエルフィンS、翌週には共同通信杯クイーンCと、この二週に3歳の重賞・オープンが集中している。そのせいもあって、めったなことでは多頭数にならないのが一つの特徴で、最近6年間は8?10頭立てで行われている。頭数が落ち着くことが、レースの結果にも少なからず影響を及ぼしている。

1.いい位置で折り合って競馬ができるか

 少頭数ゆえのスローペースが通例化している。必然的にレース上がりが速くなるため、後方に構えた馬には脚を余す危険性がある。単勝140円の断然人気で2着に敗れた2017年のサトノアーサーは記憶に新しい。最近6年間の勝ち馬はいずれも4コーナー5番手以内で競馬をしており、良い位置で折り合って機敏に動ける操縦性の高さがアドバンテージになる。

2.ディープインパクト産駒御用達

 少頭数でペースが緩むことで上がりが速くなり、ゴール前ではキレ味の精度を競うようなレース展開になる。ディープインパクト産駒にとって走りやすい条件だ。このレースに出走したディープインパクト産駒は[4-5-2-9]。半数以上が馬券圏内に入っていて、2012年と2016年は1-3着を独占している。

3.前走凡走馬の巻き返しは難しい

 過去10年で前走1着馬が5勝して、前走2着馬、前走3着馬が2勝ずつ。2着も前走で2着以内に入っていた馬が9頭を占める。2017年は前走朝日杯で13着に敗れていたダンビュライトが2番人気3着、2011年は前走ラジオNIKKEI杯4着のウインバリアシオンが1番人気4着と、前走が格上レースであっても勝ち負けできていなかった馬は苦戦を強いられている。

 メイショウテンゲンは母にメイショウベルーガを持つ良血馬。4戦目での勝ち上がりになったのは、レースに集中しきれない幼さが残っているためだ。ワンターンの芝1800mは走り慣れた条件で、レース展開によっては前にも行ける自在性を兼備している。まだ良化の余地を残しており、素質の高さでは重賞でも見劣りしない。

 アガラスは東京スポーツ杯2歳Sでは出遅れて後方からの競馬を強いられたが、鋭い脚を見せてきわどい2着まで追い上げた。本来は前々の競馬ができる馬で、ここも大崩れすることはなさそうだ。ダノンチェイサーはレコード決着のきんもくせい特別をタイム差なしの2着で、こうやまき賞は順当勝ちだった。マイルの前走で行きたがる面を見せており、距離延長が鍵になりそう。

 ヴァンドギャルドホープフルSでは直線で不利を受けて6着に終わったが、スムーズなら勝ち負けに加わっていただろう脚色だった。使い詰めの疲労がなければ。以下、2戦2勝で底を見せていないエングレーバー、ワンターンの芝1800m戦で巻き返しを期すタガノディアマンテ

前半3ハロン理論 小林誠の予想

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小林誠

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

6

相手

2

3

4

7

8

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

3

相手

2

4

7

8

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

2

相手

3

4

7

8

24通り 各100円

小林誠の見解

【軽視禁物】人気薄となりそうな06ランスオブプラーナを本命に抜擢する。距離については何とも言えないが、少頭数の落ち着いた流れで、スタミナを問われるような展開にはならないはず。先行内容はじつに優秀で、この相手でも決して侮れない。相手は、03ヴァンドギャルドと02エングレーバーの2頭を上位に。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負したい。

アグレッシブ予想 藤村和彦の予想

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藤村和彦

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

2

4

6

7

8

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

7

相手

1

2

4

6

8

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

1

相手

2

4

6

7

8

30通り 各100円

藤村和彦の見解

【小波乱】ヴァンドギャルドは流れに乗り差し切る。スムーズな競馬でアガラスが力を発揮。力強いタガノディアマンテが続く。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

2

4

6

7

8

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

7

相手

2

4

6

8

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

4

相手

2

6

7

8

24通り 各100円

大石川大二郎の見解

平均値順は機能しないが、平均値トップ馬は馬券に入れておかないと痛い目にあうという教訓のレース。8頭で少頭数。筆頭◎ヴァンドギャルド軸で行く。相手筆頭に数字がかなりいい感じで上がっている○アガラス。90台連発▲ダノンチェイサー。一発に☆ランスオブプラーナ

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

7

相手

1

2

3

4

8

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

3

相手

1

2

4

8

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

2

相手

1

3

4

8

24通り 各100円

田沼亨の見解

前走は致命的な出遅れが響いた7アガラスが巻き返す。末脚は抜群で先行策から勝機は十分。次位は3ヴァンドギャルドで展開に注文はつくが能力は上位。▲は2エングレーバーで成長力があり能力はソン色ない。

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