【悠々】ミラアイトーンで、もう一丁。半兄ストロングタイタンは鳴尾記念をレコード勝ち。弟の本馬も小倉1800mでソロリと新馬勝ちをおさめ、2歳12月・中山2000mの葉牡丹賞に参戦した。

　だが父はスプリンターのロンロ、10Fは明らかに長い。7Fへと距離を短縮し、確実に2勝目をあげたが、アーリントンCはまたしても失速、マイルでも長い。ならばと3歳夏、小倉から6Fにシフトしなおしたが、由布院特別を1分7秒7で楽勝。1年7カ月もの長期休養を余儀なくされたが、復帰後も悠々という言葉を地で行く2連勝。中間の上積みも大きく、オープンもノンストップ。

　二の筆頭はカイザーメランジェ。GIII・オーシャンSは11着に終わったが、春雷Sは1分7秒8ですかざす反転攻勢。OP特別なら56キロでも決め手は通用する。

　カラクレナイも少し相手が楽になってきた。一生懸命に追ってくれる和田もいい。ダイメイフジの一瞬の脚。平坦の京都ならイエローマリンバの前残り。ダイメイプリンセス、セカンドテーブルの地力も、そろそろ注意。

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【軸信頼】常に難しさ、危うさを兼ね備えた競争成績を送っていた4ミラアイトーン。それだけに前走の優秀なレースっぷりに進化を感じた。完全体になった今なら、秋に向かってどこまで連勝を伸ばすか期待込めて見守りたい。7イエローマリンバは行き切れば2走前3走前が思いだされる。10ダイメイフジは急激に成績を伸ばすタイプで常に注意は必要。

【素質通用】本命に推すのは、人気の04ミラアイトーン。その素質は、オープンに昇格しても十分に通用しそうである。気性的な難しさは残るが、稽古での動きは相変わらずパワフルで、ここもいい脚で伸びてくるはず。相手が難しいが、10ダイメイフジと17カイザーメランジェの2頭を上位に取った。相手探しの一戦とみて、◎から流す馬連・馬単主体での勝負を推奨する。

【小波乱】ミラアイトーンはスケールが大きい。クインズサリナはパワーアップ。追い比べでタイセイプライドが浮上する。

前走値も平均値も100台前半ばかり。最高値持っている馬は110台もあるが最近は出ない。飛び抜けて数字がいいという馬はいないのだ。平均値トップに並ぶ3頭から前走値もいい◎カラクレナイを抜擢。最近馬券になっていないので人気もないはず。一発を狙う。相手に○クインズサリナと▲ミラアイトーン。一発に☆メイソンジュニア。総流しでもしなければいけないくらいの僅差戦。

長欠明けを挟んで3連勝と勢いに乗る4ミラアイトーンが優勢。器用な脚がありうまく仕掛ければチャンス。次位は10ダイメイフジで潜在能力の高さから巻き返しは可能。▲は17カイザーメランジェで差し脚は鋭く侮れない。