【確勝を期す】カリボールが、父の背中をなぞるように目下急成長。母は5勝(アイビスSD3着)、半兄モンドキャンノ(父キンシャサノキセキ)は、京王杯2歳S勝ち、朝日杯FS2着。スピード色の濃い一族ではあるが、父がジャスタウェイにかわり中距離重賞も狙える馬にバージョンアップ。

　初勝利は3歳3月になったが、続くあずさ賞は、1000m通過は61秒2のスロー。開幕週だけに、通常以上に速い上りを求められる瞬発力勝負になったが、残り4F標識から11秒8-11秒4-11秒4-11秒5(3Fは34秒3)というレースラップを33秒2で外一気。一頭だけ脚色が違った。前走の野分特別は1分45秒0、上りは33秒0。単純に相手が悪かった。小頭数のヨーイドン、仕上げはデムーロにお任せ。絞れば、相手はメイショウカミシマ、サンライズローリエ、ナムラムツゴロー。

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【順当】前走は相手が悪かった3カリボール。どんな位置からも競馬出来るし、素直にスピード能力がこのクラスでは違う。1メイショウカミシマは一度叩かれて、動きにシャープさが加わった。2サンライズローリエは仕掛けどころさえハマれば頭まである。

【逃げイチ】マイペースの逃げを打てる可能性が非常に高い、08ナムラムツゴローを本命に推す。開幕週のいい馬場で、楽に自分の競馬をさせてもらえるのだから、条件は文句なし。前走からの距離延長も、いい方向に出そうだ。相手は、03カリボールと02サンライズローリエの2頭が上位評価組。少頭数でもあり、ここは◎-○▲の馬連・馬単主体での勝負をオススメする。

【小波乱】カリボールは芯が強く決め手十分。先行力があるナムラムツゴロー。メイショウイサナは上積みが大きい。

これも前走値で100に乗っている3歳◎カリボール筆頭。その相手に平均値トップ95で並ぶ○ナムラムツゴロー。次点▲メイショウカミシマで。

ひと夏を越しての成長は著しい3カリボールを推す。自在な脚があり実績ある舞台で差し切れる。○は1メイショウカミシマで先行策から逆転は可能。