【花開く】5歳春、
モーヴサファイアがいま花咲こうとしている。2歳7月の中京マイルで新馬勝ちをはたし、2勝目の
あすなろ賞は2分0秒0という好タイムで楽勝した好素材。1000万再昇級までいろいろあったが、
夕月特別は稍重で1分46秒6(2着)、二走前は2分0秒9の好タイムで突破。
飛鳥Sは1000m通過・1分1秒2の緩ペースに泣いたが、中間CWで6F追いを2本。一段ミシっと張った馬体造りができていそうだ。
素質なら
フランツも負けず劣らず。祖母は
クイーンアドマイヤ、近親に
ヴィクトリー、
リンカーンなどの名前が連なる
バレークイーン名族。能力ベースは3歳3月のアルメリア賞・1分45秒4で証明済み。
春日特別は11秒9-11秒3-11秒8(3Fは35秒0)というレースラップを、直線を向き重心低く34秒6で一気に突き抜けた。ただ、調教は動いても、長期休養明け二戦目は目に見えない疲れがあるかもしれない。
思わぬポカが発生するようなら、代わって
レイズアベール。GIIIの
愛知杯0秒7差に頑張ったが、自己条件なら。
マイネルファンロンは和田と新コンビ、
ミスディレクション、
テリトーリアルの出方次第だが、今回は逃げ戦法を試してもいい。