【凄いアルゼンチーナ】
ダンサールのスケールと将来性を買いたい。
秋華賞は13着に終わったが、二走前の内容、そして馬体と血統派は規格外。母は凄いぞ、アイルランド3歳チャンピオン(亜1000ギニー、亜
オークス)。
全姉
バラダガールは現2勝。お姉ちゃんも560キロというとてつもなく巨大な牝馬だったが、妹も9月22日の阪神・芝2000m戦は520キロですか。かなり腰高で、不満な点を探そうと思えばアレコレありますが、逆に身体の張りと皮膚感、そして闘志。こんな格好の馬は見たことがない。
ある時を境に急に大好きになってしまう、なんとも不思議な馬。そのレース内容も、前半1000m通過・1分2秒0というスロー、上りが速くなるのは当然とはいえ、終いは4Fから11秒9と加速、続く3Fを11秒6-11秒4-11秒6でパンチアウト。馬なりで最後はフィニッシュ、後続には5馬身差。復帰緒戦は9着に終わったが、一気に調教のギアをアップ。若干
パワーを要する馬場、好漢・藤井Jなら、強気に勝ちに行く。
11秒を切る良馬場の瞬発力なら、代わって
レーヴドリーブ。5月の東京戦の、残り4Fのレースラップは11秒6-11秒5-11秒4-11秒8(3Fは34秒7)、自身の上りは34秒1。マイル通過は1分33秒8、1分45秒6という走破タイムは、古馬準オープンレベル。母は仏ヴェルメイユ賞勝ち、兄姉は
レーヴディソールや
アプレザンレーヴ、レーヴィ
ミストラルなど重賞馬多数。まだ背腰が固まり切れず、パドックで体重や馬体の確認が必要だが、こちらも素材はオープン級。
ウスベニノキミは、レースの流れを覚え、流れに乗り遅れが少なくなり、どこでも推進力を発揮できるようになった。よーいどんの決め手勝負なら
レオコックブルー。
リリックドラマの逃げ残りも押さえておこう。