【2分11秒2】アールスターの時計レベルが抜けている。着目すべきレースは二走前。中京2200mの舞台は展開不問。実力がダイレクトに結果につながる良コースとして知られているが、1000m通過は59秒6のミドルで展開、2000m通過は1分59秒1。

　2分11秒2という決着タイムとあわせ、いかにタフな激闘だったかがわかる。ちなみに勝ち馬は昇級戦も快勝、記録の価値を結果で示してくれた。春日山特別は2着に敗れたが、重馬場で着差はハナ。阪神コースにも勝ち星がある。

　対抗はクリデュクール。重馬場、先行力、レーンと、買い材料3点あり。アドマイヤデジタルも、渋り加減のパワー馬場は歓迎。デクレアラーのチョイ差し、ウインラナキラ、ウォーターパルフェ、ローゼンリッターなど、連下は横一線。

　阪神芝2200mと抜群の相性を誇るのがマンハッタンカフェ産駒。未勝利を勝ったばかり、しかもダートからだが、◎サンライズヴューに頑張ってもらい、コース成績の良い騎手2人を2列目に置いた3連複のフォーメーションで。

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【上位拮抗】久々になるがレーン騎手の手腕で勝ち切りそうな3クリデュクール。乗り込み量は豊富。10アドマイヤデジタルは前走のように少頭数になることが嬉しい。2アールスターは戦績から馬券の軸を外すだけでも勇気がある。

【堅実無比】詰めは甘いが、そのかわり堅実無比な走りを見せている02アールスター。能力的には一枚上といえる存在で、展開ひとつでいつでも勝てる。この中間は稽古でもいい動きを見せており、デキに関しても太鼓判が押せる。相手は、09ウインラナキラと07デクレアラーの2頭が上位評価組。少頭数でもあり、◎-○▲の馬連・馬単主体での勝負がオススメだ。

【小波乱】ローゼンリッターは上昇一途。アドマイヤデジタルは追われてしっかりしている。芝のこの距離が合うサンライズヴューが続く。

近走であまり同距離コースを使っている馬はいない。☆ウインラナキラの2走前95程度。でもこの馬にしてもこれが出せれば今回は一発候補筆頭。しかし平均値で上位が圧倒している。まずは◎アールスター。相手に○クリデュクール。3番手に▲ウォーターパルフェ。△までありありの混戦。