【傍惚れ】
クードメイトルの半姉は、
皐月賞で1番人気にも支持されたあの
ファンディーナ。父が
ディープインパクトから
ヴィクトワールピサにかわったが、妹は一回り大きな538キロの栗毛。押し出し同様レースっぷりも威圧感満点。
デビュー戦は1000m通過・1分1秒4のスローを好位で構え、勝負どころでうながすや、見る見る間に先頭。水分を含んだ芝ゆえ数字自体は11秒7-11秒7-12秒7(36秒1)止まりだったが、持ったままの大楽勝は、姉と同等か。それ以上のスケールを感じた。
まだまだ完成途上ではあるが、続く
矢車賞も、後半4F・11秒9-11秒4-10秒8-11秒5(3Fは33秒7)という強靭なレースラップを手一杯に2着に踏ん張った。1800mは少し忙しいが、馬場は湿り加減。
パワー型だけにある程度先行勢を射程圏に入れ押し出せるとみた。
距離適性なら
モズベッロ。
白百合Sは、牡馬・牝馬を問わず、春のクラシックは「残念」組がそろい、例年Hレベルになるが、時計は1分47秒7ながら、上りのレースラップは11秒6-10秒7-11秒5。9Fの数字はこちらのほうが正確だ。
前記二頭に比べると少し記録的根拠は弱いが、3歳馬
イルヴェントドーロ、
セグレドスペリオルの可能性。
イルーシヴゴールドのチョイ差し、
エイシンロードが連下。