【間に合った】サトノシャロームが間に合った。母は豪3歳牝馬チャンプ、セレクト1億9千万円余の高額馬。兄姉たちはもうひとつ結果が出せていない。しかし本馬は、年長古馬を相手にCWの調教時計は水準以上。主戦の川田が三週にわたり、入念に脚色と息遣いをはかっている。

　シルヴィスの母ラキシスは、エリザベス女王杯馬。CW・11秒台の上りに素質の片鱗あり。リヒトブリックは、5F中心ながら3F・36秒7-11秒9と加速力上々。日によって調教にムラもあるが、プラトンの血統力。ハイパーステージ、エトヴァス、レッドエーデルなど、連下は拮抗。

【平穏】じっくり乗りこまれた良血馬10サトノシャローム。セレクトセール1億8000万というお値段に見合う動きを見せている。いよいよレースで回収。8プラトンは初戦から動ける血統。2シルヴィスも乗りこみ量は豊富。

【動き抜群】エルプシャフトやタニノフランケルとの併せ馬で先着と、稽古で素質の高さを見せている02シルヴィス。母ラキシス×父ルーラーシップという血統も魅力で、かなりのポテンシャルを秘めていそうだ。ここから、相手は09リヒトブリックと05レッドエーデルの2頭を上位に評価。多少は紛れもあるとみて、◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負したい。

【小波乱】レッドエーデルは素質豊か。身のこなしがいいリヒトブリック。サトノシャロームは素軽い。

人気が気になる。仮に△シルヴィスあたりが人気になるようならば逆に面白い。ゲートがかなり遅いと指摘されている馬が後方のままというシーンだってないわけじゃない。荒れる方に賭けてみたい。筆頭は◎リヒトブリック。馬場軽ければこちらだ。