【名族】エカテリンブルクの才能に期待。母の姉はチェリーコレクト(ワーケアの母)、母の妹は昨年の凱旋門賞で、あのエネイブルに迫ったシーオブクラス。近い将来の日本の競馬シーンを担う血統が、気が付けばここにいた。なんて、いとこのワーケアと比べると、走法も荒く、攻め馬もエンジンのかかりもアタフタしているが、それでも萩S3着。首の高さも徐々に調整、2勝目をあげ、いざ来春に備えて欲しい。

　対抗はレザネフォール。デビュー戦・札幌の洋芝1800mを、推定12秒3-11秒7-11秒5でフィニッシュ。まだ若さを残す中で、札幌2歳S小差4着は立派。春はクラシックのど真ん中にいても不思議はない。

　エリカ賞2着のチュウワノキセキも争覇圏。ただ、発汗がキツい。当日のパドックで、イレ込み度合を確かめたい。アカイイトは、前回末一手のモロさを露呈。牝馬は一度調子を落とすと怖いけれど、気楽にかまえれば、百日草特別2着の競馬もできるか。クリスティは、GI体験をパワー馬場でどういかすか。ディアマンミノル、アリストテレスも好調。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

【実力伯仲】デビューから2戦で長く脚が使えている5アリストテレス。一瞬の脚だけでは決着つかない馬場に変わってきており、ここはチャンスが大きい。8クリスティは2走前の内容が優秀。気持ちが強く交わされてからもしぶとい。11アカイイトも巻き返しに期待。

【素質評価】ホープフルSに出てきても面白いと思っていた、10ディアマンミノルを本命視。まだまだ幼く未完成だが、その秘めたる能力の高さは大きな魅力である。稽古での動きも良好で、自己条件ならばなおさら「買い」。相手は、05アリストテレスと03チュウワノキセキの2頭を上位に評価する。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負したい。

【小波乱】クリスティは地力上位。レザネフォールはコースが変わり前進。アカイイトは追い比べで浮上する。

80台から90台は出るメンバーの混戦。今回は同距離コースで90台上の勝負ラインになる。平均値上位8頭はどれも軸候補。筆頭をどれにするかの勝負である。平均値トップ◎アリストテレスに期待してみたい。初戦同距離コース84で2戦目88に上げていればもう一段上も出る。相手に○エカテリンブルクと▲レザネフォール。次点に☆チュウワノキセキ。