【センス抜群】ラヴケリーの切れ味注目。デビュー戦は1分9秒6、後続に0秒5差をつける楽勝を果たした。ただ、少し配合は地味。430キロ台の牝馬でもあり、馬群でもまれるとどうか。函館2歳Sは、いくつか課題を抱えての出走だったが(しかし3番人気)、内から鋭く長く脚を使い、0秒1差の3着に奮闘。あのレース運びなら、距離1500mの勝ち負けに耐えうる。

　対抗のジャンカズマは、前走この距離を楽勝。余力残しの脚色を思うと、時計も1秒近く詰まるか。ノックオンウッドも、決して得意ではない不良馬場を、完成途上の状態でも最後は勝ち切った。道営馬サイダイゲンカイは、ここが乾坤一擲の勝負だろう。カイザーノヴァ、ボイオートスが押さえ。

　単純に頭数が多いせいもあるが、過去5年のうち3回は道営馬から連対が出ている。今年の道営勢ではやはり◎サイダイゲンカイだろう。下馬評の高さに加えてこのコースで有利な内枠も引いた。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

【上位拮抗】2戦目でアッサリ初勝利を挙げた10ジャンカズマ。4コーナーひとマクリの強い内容で、将来性豊か。4ノックオンウッドも初戦を勝って、この2か月でしっかり成長している。5ラヴケリーの距離延長は楽しみの方が大きい。

すでに80台は簡単に出るメンバー。ただ同距離コース経験あるのは◎ジャンカズマだけ。これで81出ているのだから軸にしてもおかしくはない。相手は前走函館2歳Sでの上位数値○ラヴケリーと▲カイザーノヴァ。一発で☆ボイオートス。以下△までどれも食い込みならば十分あり。

潜在能力は高い5ラヴケリーが主力。函館2歳Sは出遅れて3着と能力の高さを証明した。距離延長は歓迎で勝機。○は10ジャンカズマで末脚は鋭く能力は高い。