【母港は函館】
ヤウガウがローカル1700ダートで再出発。
能力と高さと完成度で中山1800ダートも勝ち、世代きっての素質馬が揃った
ヒヤシンスSも3着と頑張ったが、四肢は短め、ずんぐりむっくり。
伏竜S、鳳雛Sと、相手も強かったことは確かだが、9Fは本質的に長い。函館・札幌の違いはあれど、初勝利は北海道の1700ダート、2歳夏、1分45秒2という好記録が、後のオープン――将来の起点だった。
強敵は
ソルトイブキ。1700ダートは[1010]、津軽海峡特別は1000m通過・1分1秒6のタフなミドルを、早め先頭。最後3着に敗れたが、追い出しのタイミング一つで、今度はもっときわどい勝負に持ち込める。割って入れば
オメガレインボー。檜山特別は一気に1分43秒3に時計を短縮、馬体も維持できている。
ホウオウライジンも、夏はいいのだろう。前回あたりから馬体に張りと艶が出てきた。少しカッカする面があり滞在もよく、前年3着歴がある。モツれた展開になれば檜山特別3着の
ヴォカツィオーネ。
タピゾー、
レコンキスタの一発注。