【確勝を期す】
アカノニジュウイチは、これから本領発揮。
2歳秋の東京、初陣の上りは32秒9。スローの上り勝負とはいえ、10秒台のラップをマークした好素材。スケジュールや調教など見ると、弱いところがいくつかあるのだろう。体調を考慮しながらローテを組んできたが、万全とはいえないコンディションでも、
クイーンCは苦しい内からあきらめず、G前もう一回脚を使った。
スイートピーSも上り33秒3で0秒4差。初の右回りがデリケートだが、牝馬限定の1勝クラスではモノが違う。
シンハリングも
赤松賞2着、器の大きさはほぼ同じ。
セイウンヴィーナスも含め、上位3頭の3歳勢は右回りと小回りにどう対応できるかだけ。惑星は
ダイワクンナナ。母は
ダイワスカーレット、クラシックを意識し、ハードな番組を使ってきたが、デビュー戦の勝ちっぷりを思えば、少なくとも1勝クラスでジタバタし続ける馬ではない。馬場が渋れば
ナリノクリスティー、
オールステリーナが粘り込む。