【絶対王者誕生】ナランフレグが新潟1000直の新王者、絶対王者を目指す。左回りの短距離で3勝、その勝利すべてが、直線ごぼう抜きの圧勝だった。直線競馬に特化すると、爆発力がさらに凝縮。経験はわずか1回ながら、昨年7月の閃光特別の上りは31秒7。32秒を切る世界に踏み込んできた。シルクロードS(3着)や、春雷Sも走ったが、春の目標--そのあとは夏のアイビスSDを想定してきた。

　当面の目標はライオンボス。昨年の今頃、彗星のように直線競馬の舞台に登壇。58キロを背負ったルミエールSは2着に敗れたが、2019年のアイビスSD快勝をはじめ[3100]と連対はパーフェクト。

　ダイメイプリンセスは、2018年度、この韋駄天SをステップにしてアイビスSDを奪取。53秒8という勝ち時計は、かなりの高精度だ。カッパツハッチは昨年のアイビスSD2着馬。ジョーカナチャンは3戦2勝、まだ底が割れていない。ヒロイックアゲンもハンデ戦なら連下圏内。

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【波乱含み】一気に気温が上がって、天も味方している12ダイメイプリンセス。直線競馬で再び息を吹き返す。13カッパツハッチは昨年も7月までは充実していた。ライオンボスとの斤量差を活かす。その10ライオンボスは、この条件に絶対の自信あり。ただ、来年ほどの充実っぷりが今年もできるかというと、不安が全くないわけではない。

オープン以上設定が年間3本ある同距離コース。昨年その3レースではライオンボスがすべて馬券になっている。同じくカッパツハッチとミキノドラマーも好走組。あとは今回のハンデと枠順の関係での判断となる。平均値で○ライオンボスと同値だが、外目とハンデで◎カッパツハッチを軸抜擢。内ミキノドラマーは△まで。かわりに軽量▲ヒロイックアゲン抜擢。

アイビスサマーDの覇者10ライオンボスが優勢。叩いた効果は大きくフルにスピードを生かして押し切る。次位は15ヒロイックアゲンで末脚はシャープでチャンスは十分。▲は8ナムラフレグで他力本願だが末脚は威力がある。