【気力体力充実】
ザダルが本領発揮。
3歳1月デビュー後、マイルから2000mにかけ
ポンポンと3連勝を決めた好素材。
プリンシパルSはラスト4ハロンからゴールまで11秒台のHラップを重ね、1分58秒3という好記録をマーク、重馬場の2200m・
セントライト記念も地力で3着に粘り込んだ。
菊花賞は距離が長く、
中山金杯は体調ひと息で8着に終わったが、立て直しをはかりメイSは3着に復活。ルメールにしては珍しくポジションを取り逃がし、雑な組み立てとなり勝ち星を逃がしてしまったが、ゴール前の脚は際立っていた。夏場は合うのだろう。この馬にしては珍しく、強めのスカッとした調教もこなせた。
ほぼ一年振り実戦になるが、逆転があれば
ロシュフォール。新潟は
新潟大賞典の1分58秒7・上がり32秒8を含め[1011]。6月の
エプソムCを目標に帰厩しており、調教は質量ともに万全。
フランツも、夏を迎え馬体の張りと艶は上々。近二戦は緩い馬場や展開に泣かされているが、東京1800mに1分44秒4の勝利記録があり
新潟記念5着の実力馬だ。
トリコロールブルーは、
オクトーバーS2着、
アンドロメダS3着、リステッドレースでは力量は上位にランクされる。ワンターンの新潟外回りは加点材料になるかもしれない。レースっぷりは歳をとっても乱暴だが、気を抜かず走れば
プロディガルサン。
サトノワルキューレ、
サーブルオールの大駈け注。