11R

クイーンS

15:35発走 / 芝1800m (右 A) / 天候:晴 / 馬場:良
1回 札幌 4日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際) 牝(特指) 別定 14頭
本賞金:3600,1400,900,540,360万円
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ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

2

相手

6

7

8

9

10

13

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

8

相手

6

7

9

10

13

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

7

相手

6

8

9

10

13

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【実力がにじみ出る】スカーレットカラーが56キロでも決定打を放つ。

 3歳春にフェアリーS2着歴などあるが、本格化は昨年の4歳夏すぎ。マーメイドS3着、クイーンSを2着に急襲し、秋の府中牝馬Sを、稍重条件下・1分44秒5・上り33秒2でGIIを制圧した。少し脚元が弱く、思った調教メニューを消化できないときがあり体調や体重に波はあるが、一週前の22日に栗東でCW・79秒3という好タイムをマークし、札幌入り後の体重は470キロ台。闘志と体の切れが前面に出てきた。

 第一本線はフェアリーポルカ。3歳秋の紫苑Sを1分58秒3で2着、愛知杯は僅差4着など、そろそろ重賞も見えていたが、二走前の中山牝馬Sは天候の味方を得たにせよ、前走は自己最高の496キロにビルドアップ、不良馬場を正攻法の形地で寄り切り勝ち。福島牝馬Sは厳しい流れのミドルペースを中団で我慢、馬群を断ち割って力強く抜けだして見せた。先行力も備えたパワー型、56キロ、初の洋芝コースでも、好レース必至。

 まとめて負かせばコントラチェックテンションが上がりやすく展開にも注文がつくが、良馬場・右回りのフラワーCターコイズSを好タイムで後続を一蹴。少々速いペースでも自分の型に持ち込めば、1Fからもう一度加速する。

 ビーチサンバも、このメンバーなら差はわずか。1勝馬ながら牝馬クラシックロードの内容は濃く、ローズSは1分44秒4でクビ差2着という良質な記録も刻んできた。ヴィクトリアマイルは発馬で躓き9着に終わったが、体調は再び上向き。小回りなら1800mも守備範囲。確たる記録的根拠は少ないが、4歳馬サムシングジャストは狙うなら今。近4戦で3勝と上り調子、馬群を割り数字以上の強さで好レースを構築している。カリビアンゴールドは昨年の3着馬、札幌コースは[1011]と崩れが少ない。リープフラウミルヒは当該9Fで2勝、福島牝馬Sは0秒1差の2着に踏ん張った。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連複軸1頭流し

2

相手

6

8

9

10

13

10通り 各1000円

須田鷹雄の見解

 なんだかんだでヴィクトリアマイル組が強いのが、クイーンS。特に今年はオークスに出ていた3歳馬がいないため、古馬の一線級で戦ってきた馬が有利と見る。

 過去のヴィクトリアマイル組を見ると、仮にそこで負けていた馬でも、さらに1つ前のレースで重賞連対していた馬はクイーンSで復活している。他に「元GI連対馬」というのも走っているが、今回は▲ビーチサンバが僅かに条件に及ばない(GIの3着はある)。ということで、前走ヴィクトリアマイル出走、前々走重賞2着の◎スカーレットカラーを軸馬とする。昨年のこのレース2着馬でもあり、無難な選択だろう。

 一方で、シルシが上位人気馬ばかりになってしまいそうなので、上位人気馬ではコントラチェックを外した。結果が出ているのは逃げたレースだが、今回はナルハヤなどもいて簡単には逃げられないと判断した。この判断が吉と出るか凶と出るかは分からないが……。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

2

4

8

9

12通り 各400円

3連単BOX

2

4

8

9

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

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攻めの予想 netkeibaローカル本紙の予想

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netkeibaローカル本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

2

3

5

6

8

9

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

2

相手

3

5

6

8

9

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

8

相手

2

3

5

6

9

30通り 各100円

netkeibaローカル本紙の見解

【混戦模様】札幌コースで2勝。馬群が密集する展開になればなるほど良さが活きる10リープフラウミルヒ。抜け出したところを何かに差される可能性は低くはないが、堅実な脚は使えるはずだ。その外から一気にまとめて面倒を見る確率が一番高いのが末脚鋭い2スカーレットカラー。昨年末に有馬記念に挑戦した効果が、今年の競馬を見てもハッキリ出ている。秋には再びGI戦線へ。8フェアリーポルカは今年絶好調。ここが試金石の一戦となるが、勢いでアッサリ重賞3連勝を決めるかも。

元騎手ならではの視点、展開重視 鈴木麻優の予想

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鈴木麻優

予想印
8フェアリーポルカ(2人気)
9ビーチサンバ(4人気)

鈴木麻優の見解

※7/26時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 札幌芝1800mで行われる牝馬限定のGIII戦。札幌は小回りコースだけにある程度の位置から競馬ができる子を中心に狙いたいと思います。

 本命視しているのは、フェアリーポルカです。近走は特に成長がうかがえて、立ち回りの上手さも目立ちます。どこからでも競馬ができるタイプですし、今回はコントラチェックが人気を背負う先行馬。各馬すんなり逃がすわけにはいかない分、ある程度ペースが流れるでしょうから、展開が向いてもいいでしょう。

競馬記者の決断 鈴木正の予想

鈴木正の見解

※7/26時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 逃げたいタイプがあまりにも多く、さすがに最後は差し馬が台頭する競馬か。フェアリーポルカの重賞3連勝とみた。前走・福島牝馬Sは前がきれいに空いたとはいえ決め手は確か。北海道での競馬は初めてだが洋芝は合いそうなタイプ。

 スカーレットカラーは前走大敗が案外も体重が減っていたことは敗因の一つか。滞在で見直す。先行勢ではコントラチェック。やはり逃げてこその馬。きれいな馬場も向く。サムシングジャストの上昇ぶりも見逃せない。

魅せるデータ力 伊吹雅也の予想

伊吹雅也の見解

※7/26時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 1マイル前後のレースを主戦場としてきた実績馬が中心。「“JRA、かつ1400-1800m、かつオープンクラスのレース”において3着以内となった経験のない馬」は2013年以降[0-0-0-27]と上位に食い込めていません。

 また「“JRA、かつGIのレース”において11着以内となった経験のない馬」は2013年以降[0-1-1-28]。ビッグレースで善戦したことのある馬を重視すべきでしょう。

 さらに「前走の条件が“ローカル場のレース”だった馬」も2013年以降[1-1-1-27]と安定感を欠いていました。

 コントラチェックスカーレットカラーあたりも有力だと思いますが、より楽しみなのはビーチサンバ。「父にノーザンダンサー系種牡馬を持つ馬」は2013年以降[3-2-1-4]と堅実です。

最速予想 netkeiba編集部の予想

netkeiba編集部の見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 17年、18年の勝ち馬であるアエロリットディアドラをはじめとして、夏のローカルGIIIとしてはメンバーが揃うことが多い牝馬限定重賞。人気馬の信頼度は高く、過去10年で1番人気が7連対、残りの3年は2番人気が連対している。

1.スピード勝負に対応できるか

 昨年の覇者ミッキーチャームは2走前に阪神牝馬Sを制していて、17年の勝ち馬アエロリットNHKマイルC優勝からの臨戦。また、15年に波乱を演出したメイショウスザンナは元々マイル以下を主戦場としていた。

 開幕序盤の芝1800m戦であるからスピード勝負になることが大前提で、より短い距離のスピード競馬で実績を残してきた馬が台頭する。

2.距離延長組が優勢

 函館開催だった13年を除く過去9年で、距離短縮組は勝率5.7%、連対率11.3%であるのに対して、距離延長組は勝率9.4%、連対率21.9%。上の内容とも繋がるが、距離延長組が優勢となっている。

3.間隔の空いている馬に注目

 過去9年で、中9週以上の馬は[7-5-4-38]で連対率22.2%、複勝率29.6%なのに対し、中9週未満の馬は[2-4-5-51]で連対率9.7%、複勝率17.7%。春から間隔を空けて挑んでくる馬はそもそも実績上位の馬が多いという偏りも考えられるが、ゆったりしたローテーション自体がマイナス材料でないことは確か。

 コントラチェックはこれまで重賞2勝。その内の一つが高速馬場のマイルで行われたターコイズSであり、スピード競馬は歓迎だ。前走のヴィクトリアマイルは先手を奪えなかったこともあってか惨敗を喫してしまったが、GIIIのここなら巻き返しを期待できるだろう。

 ビーチサンバはこれまで新馬戦しか勝っていないが、重賞で4度3着以内に入っており通用するだけの能力は持っている。洋芝は合いそうで今回も上位争いは可能。スカーレットカラーは昨年2着。展開に左右される面は否めないが、今年も期待できるだろう。

 シャドウディーヴァは前走不良馬場で参考外。小回り替わりは実績からしてもプラスで、牝馬限定戦に替わるのも良いだろう。以下、昨年3着のカリビアンゴールド、開幕週どうかも勢い十分なフェアリーポルカ、相手なりに走るサムシングジャスト

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

2

相手

6

7

8

9

12

13

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

9

相手

6

7

8

12

13

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

12

相手

6

7

8

9

13

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

コラムにも書いたがこのレースは平均値上位はそれなりに印を打ちたい。平均値2位だが昨年も2着に健闘して同距離コース110持っている◎スカーレットカラーが軸だ。相手筆頭に平均値トップの○ビーチサンバ。次点に同距離で118持っている▲オールフォーラヴ抜擢。一発はこれもディープ産駒で☆コントラチェック。あとは△フェアリーポルカ。一発タイプを押さえたい。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

2

相手

6

7

8

9

10

13

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

8

相手

6

7

9

10

13

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

9

相手

6

7

8

10

13

30通り 各100円

田沼亨の見解

昨年の2着馬2スカーレットカラーが巻き返す。滞在競馬は歓迎で相性のいい舞台なら56キロでも抜け出せる。次位は8フェアリーポルカで重賞連勝中と勢いがあり2キロ増量も克服できる。▲は6ビーチサンバで重賞で好走してきた実力から侮れない。

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