【立て直す】
ココフィーユは、13戦して[2308]。3歳春は
桜花賞トライアルの
フィリーズレビューに参戦したこともあったが、戦績の内訳を精査してみると、東京1400mで2勝・2着1回。典型的な7Fの
サウスポーということがわかる。
二走前の2月の東京・当該コースは2着。よし、今のうちにと、中一週で
アタックをかけたが、小柄な牝馬にとって中一週というローテーションは昔も今も鬼門です。ガス欠を起こし10着に沈没したものの、2か月間隔をあけリフレッシュ。馬体も気持ちもシャッキリ、機動力が戻ってきた。
逆転があれば、一気に1400mに距離を短縮、大胆な条件変更を仕掛けてきた
ルイジアナママ。東京コースは[2100]、1800mを1分46秒6という好記録で駈けたこともある好素材。ただ、休み明けの影響もあったのだろうが、前走の
両国特別は、抜群の手応えなのに勝負どころでモタモタ。グンと張り出す感じがなかった。緩かったからか?――いや、1勝クラスでもよくみるとジリジリ。もしかして原因は距離? 7Fならタメてアッサリがあるかもしれない。
アビームは近三走2・2・3着。ゴール前フワッとする面が抜けないが、鞍上はルメールです。
オジョーノキセキは、
千葉日報杯・上り33秒3で3着と好調。近走の馬柱からは見え辛くなっているが、当該コースに2着連対歴がある。
タフにマイルに挑戦し続けているが、
ミモザイエローは東京7Fが一番スイッチが入りやすい。立て直しをはかった
スイートセントの動向にも注意。