【約束の地】
サンノゼテソーロがダートに新境地を開拓。経験馬相手に、中京7Fを1分21秒8でデビュー勝ちした好素材。幼さが抜けきれず、右回り、追い出しのタイミングなど模索した時期もあった。
クリスマスCで2勝クラスは突破。ただ、レース運びは上手くなったが、思ったほど切れない。配合は米国系、ごく近親にGI馬や重賞馬がズラリ。硬質な馬体とフットワークを見ると、本質はダート馬。東京1400ダートに、思った以上の適性――アッサリがあるかもしれない。
対抗は
リトルモンスター、配当オッズを見ながら、5倍前後なら単も少々。もともと東京オンリーの内弁慶、二走前の関西遠征は度外視していい。だが、ホームに戻ったとはいえ、前回の1分23秒7(良)は相当早い。馬体も傷んでおらず、レーンの連続騎乗とあれば、上位争い必至。いつも道中後方で苦しんでいる
ハルクンノテソーロが、ハンデ戦とはいえ
鎌倉Sは二番手から2着へ流れ込んだ。同レース11着の
グランソヴァールは、スタートで出遅れ、道中は折り合いを欠き、完全にリズムがくるってしまった。ルメールのタクトで巻き返し。
サザンヴィグラスはデムーロでワンプッシュ。
ペイシャネガノの大逃げが不気味。