【上昇急】叩き一変、
サトノラディウスが3勝クラスを卒業。3歳時はクラシックを視野におきGII戦線へ
アタック。
弥生賞6着、
青葉賞5着、
セントライト記念7着と、力足りずに終わったものの、自己条件に戻ってからは3・2・1着と、一戦ごとに着順をあげてきた。
前走の緑風Sは、スタートでごちゃつき道中は後方。1000m通過は1分1秒7のスロー、逆に後半1000は11秒台の高速ラップが4回も登場する極端な上り勝負となってしまい、外に持ち出すタイミングと勝機を逃してしまった。しかし、ルメールとのコンビでは、二走前もうひとつ前の位置を確保できており、一頓挫あった前走より体調はいい。ハンデは56キロ、末脚を今度はしっかり絞り出せる。
強敵は
サンレイポケットの豪脚。1勝クラス突破に少し時間はかかったが、12月の栄特別1着後も2・1・2着と好走。近4走のうちメンバー中最速の上りは3回を計測、ものの見事な加速ラップで猛追を果たしている。
関東も梅雨入り、時計のかかる馬場なら昇級でも
レオビヨンド。馬体が充実し、ある程度速い時計決着にも対応ができるようになったが、芝は稍重条件で二着に0秒8差、重では0秒7差、圧倒的な着差で2勝をあげている。
ダイワダグラスは、1800mの
むらさき賞は、距離が短くエンジンが吹き上がる前にレースが終わってしまった。しかし緑風Sで本命馬に2着と先着、パワー馬場も得意。体重を維持できていれば
シルヴァーソニックも上位争い。54キロの
シャイニーゲール、55キロの
ギャラッドも立ち回りひとつ。