【時計信頼】
アンサンブルが押し切る。11月・京都2000mの新馬勝ちタイムは2分3秒5。上りラップなど、不確定要素も多かったが、二戦目の中山2000mは、一気に2分1秒9に時計を短縮。離されはしたものの、のちの
弥生賞馬に好記録で2着にくいさがった。まだビッシリとはいかないけれど、適度に間隔をあけ、攻めを強化しつつ馬体を維持できている。
対抗一番手は
テルツェット。422キロと体はちさめ。ただ調教はやったぶんだけ動く。いざ実戦、5F通過は62秒7の緩ペース。渋った馬場でレース上りは12秒2-11秒6-11秒9(35.7)。坂下近辺、グリップ力がぐっと増し、他馬を蹴散らしゴール目指して一目散。母は地方1勝。しかし祖母は
ラヴズオンリーミー、母の弟妹は
リアルスティール、
ラヴズオンリーユー。なるほど血統馬、根性娘。あの体でも、11秒前半の加速ラップがつかえた。
ウインキートス、
ウインマリリンは、ともに前回少し大事に乗りすぎたか。ゆったり走れる1800mで、
ダイワクンナナを見直し。
アテナノワール、
アマゾーヌは、単騎マイペースなら怖い。