【力量拮抗】3歳馬
ルリアンの資質上位、2勝クラスはここでピリオド。初勝利は3月の阪神2200m。新馬戦の496キロから520キロへと増量し、アッサリてっぽう勝ち。続戦はマイナス6キロにひと絞り。残り4F標識からロングスパートをかけ、11秒9-11秒9-11秒5-11秒8(3Fは35秒2)という底力勝負を34秒6で楽々と抜け出した。
ラジオNIKKEI賞は痛恨の出遅れ。1000m通過・59秒6のミドルペースを、終始外にモタれ加減。もったいない5着だった。
信濃川特別も不良馬場に泣き3着と詰め切れなかったが、良馬場、坂コースならグイとひと伸び。
当面の目標は
グレイテスト。
三面川特別は14キロ増の重め。先陣争いを避け控えたが、持ち味は逃げ。馬体をひと絞り、中山1800mは(条件戦は)、本来逃げ馬の天下です。1F延長が微妙だが、
アブソルティスモは兄にダービー馬の名も連なる血統馬。どこか呑気でトボけたところがあるが、
NZTは窮屈な位置から伸びようとしていた。ひと夏越え、気性面の成長がかなえば1800mもこなせていい。
サトノセシルも、エキサイトさえしなければ、このクラスはいつでもクリア可能。
ウインカーネリアン、
モンブランテソーロ以下、連下も力量拮抗。