【新星発見】
アドマイヤハレーが、クラシック戦線に現る。新潟のデビュー戦は、ギアが噛み合わず4着止まり。二戦目は中山、距離延長。坂コースはどうかなと思っていたが、唸るような勢いで、正味1Fで勝負を決めた。前走後の乗り込みも丹念かつハード。時計1秒くらいは軽く詰まる。
やや敏感なぶん、二番手としたが、切れ味なら
エスコバル。四代母の
ホクトビーナスは
桜花賞2着。
武豊J操る
シャダイカグラと、アタマ差の接戦を演じた。祖母は快速を誇った
ビーナスライン(函館SS)という良族。孫は札幌2000mデビュー、0秒1差先着を許した勝ち馬は、次走の
百日草特別を豪快に連勝。確勝を期しての前走だったが、1000m通過は61秒1のスロー、上り勝負。11秒5-11秒5-11秒8(3Fは34秒8)というレースラップを34秒0で強襲。2分1秒1も良質、妙な馬体減やイレ込みさえなければ単も有望。
フワフワした面はあるが、
ノースブリッジは、坂コースの中京2000mを2分2秒6で新馬勝ち。
ルドヴィクスも幼さの残る造りで新馬勝ち、大きな上積みを感じる。
ジャンカルドは2分6秒1という時計以上に、走りは伸びやかだった。
カランドゥーラのキャリアも連下にしっかりと
リスペクト。