※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
2000年-11年までは冬の開催で行われていて、12年から春の開催へ移動。そして、17年から再び冬の開催に戻ってきたGIII。ここ3年で3着以内に好走した9頭中前走5着以内だったのは1頭しかおらず、凡走から変わり身を見せてくる馬が多いレースだ。
1.差しが決まる
17年は4角8番手だった
メートルダールが差し切り勝ち。18年は4角7番手だった
ギベオンが勝利し、4角9番手だった12番人気の
ショウナンバッハが追い込んで2着。昨年は4角14番手だった8番人気
サトノガーネットが大外一気で制した。ここ3年で4角5番手以内だった馬は2頭しか馬券に絡んでおらず、しばしば差しが決まるレース。
2.持続力必須
中京コースは直線の入り口に急坂があり、坂を上り切った後もしばらく直線が続く。単なるキレ味よりは持続力が求められやすいコース形態だ。より長い距離や小回りコースで持続力を活かしてきた経験がこの舞台で活きやすい。
3.
ディープインパクト産駒に注目
春開催だった頃も含めた過去10年で
ディープインパクト産駒が5勝。複勝率も40.0%と上々だ。またこのレースに限らず、コース改修以降に行われた中京芝2000m(未勝利以下除く)の成績を着別度数順で見ても、
ディープインパクト産駒はダントツで1位。
サトノガーネットは昨年の本レースを制して以降苦戦が多かったが、2走前の
新潟記念で31秒9という上がりを使ったようにキレ味はまだまだ健在。差しの決まりやすいこのレースなら変わり身があって良いだろう。
サトノソルタスは休み明けから走れる馬。じっくり運びたいタイプで展開に左右される面はあるが、中京自体は合っておりいきなり期待したい。
ギベオンは中京替わりプラス。前走は不良馬場、前々走は出遅れと敗因は見えており、まだまだ見限れない。巻き返しは十分あり得るだろう。
ボッケリーニは奥手の血統で、来年さらに良くなりそうな馬だ。しかし現状でも重賞で通用する能力はある。試金石の一戦だ。以下、近走内容からして距離延長は問題なさそうな
レッドヴェイロン、展開向くか微妙で休み明けも未知数の
ヴェロックス、
白富士Sで2着があるように直線の長い左回りは意外と合う
マイネルサーパス。