【遠く近く
オークス】
レッドフラヴィアは、
オークスなど語れる良駒。半姉
レッドランディーニ(
父ディープインパクト)は、現3勝(
マーメイドS2着)。次女は
ダイワメジャー譲りの明るい栗毛。新馬戦は、前半1000m通過60秒5という平均ペースを好位ですいすいと追走。直線入り口ではもう射程圏。でもメジャー産駒だからね。外回りの9Fは微妙に距離が長いかも?チラリと思ったりしたけれど、推定12秒1-11秒6-12秒2(3Fは35秒9)で、後続をグンと4馬身と突き放す楽勝。1分48秒7というタイムもかなり上質。牡馬相手の2000mを選んできたということは、スタミナ、そして能力にもかなりの手ごたえありだからこそ。
逆転があれば
レクセランスの才能。初陣のタイムは1分50秒9、上りは35秒2、稍重という馬場差を引いても数字は地味です。しかし内に激しくササリながら、コントロール不能になりながらも、最後はグイとひと差し。補正ひとつで1勝クラスはなんとかなる。
レースセンスなら
ディープボンド。前走はラスト4Fを11秒台でパンチアウト、2着に0秒5差の圧勝だった。
アメリカンシードは、父はタピット、さて芝はどうか。新馬は1000m通過・1分1秒8というスロー、完全に前有利の流れ。ただし上り3Fは10秒9-11秒0-11秒8(33秒7)。
もどかしげな、なんか空回り加減のフォームでも、終わって見れば1分48秒5。10秒9のラップと33秒7が出せた。謎多き新馬戦だったが、数字を切に思えば、ここも馬券参戦は必須。大勢が決着したあととはいえ、
ケヴィンは
エリカ賞で33秒8を計測した。