【ご褒美】強敵相手にモマれてきた、ヒルノマリブのキャリアを買いたい。札幌1200mの新馬を好タイムで圧勝、すずらん賞2着。ファンタジーSは出遅れ、しかし1分21秒3で5着。白菊賞はマイル、ペースはスロー。その条件でも最速の上りでクビ差3着に食い込んだ。フラットコースの7Fも条件とすればベスト、ご褒美のオープン勝ちとなるか。

　将来性と素質ならマテンロウディーバ。新馬戦は前半5Fが59秒0のミドル、推定11秒9-11秒9-11秒2(3Fは35秒0)で、1分22秒3。なにかしら身体を使い切れない、幼さを残しながらも、水準級の時計が出せた。祖母はジョコンダII、母の弟はサトノクラウン。血統も興味津々です。

　コンバットマーチも、デビュー前の調教は地味、少し冬毛の残る芦毛。しかし好スタート、自然な形でハナへ。1000m通過は63秒1の超スロー。極端な前残りの馬場にも恵まれたが、モノ見しながらでも終いは11秒2-11秒0-11秒5。首も四肢もよく使い、フットワークはリズミカル。毛艶はまだよくなる。タフな差し比べになればカワキタアジン。クーファイザナミ、ミズリーナ、ファシネートゼットも小差。

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【混戦模様】やや過剰人気に思われた前走でも、しっかり実戦で変わった3マテンロウディーバ。器用さがありコース変わりも気にならない。9ピュアカラーは前走不利が大きかった。スタート得意でないため外枠はむしろ好材料。5ヒルノマリブは距離短縮歓迎。札幌の2戦だけ走れば通用する。

【混戦模様】少頭数ながら混戦模様の一戦。本命は、デビュー戦で見せた内容が優秀だった03マテンロウディーバである。ディープインパクト産駒らしからぬ先行力で、小柄な牝馬ながら意外なほどパワーもありそう。ここから、相手は05ヒルノマリブと09ピュアカラーの2頭を上位に取った。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で、うまくハマれば高配当まで。

【小波乱】ヒルノマリブは伸びしろが大きい。スピードがあるヴィンチェーレ。コンバットマーチは対応力十分。

ここでは数字持っているのは、複数戦を使っている平均値上位馬。しかしその上位だけで決まることはまずないだろう。初戦勝っている馬は当然圏内。特に80で筆頭の◎マテンロウディーバは有力といえる。相手に○クーファイザナミと▲コンバットマーチ。一発☆ヴィンチェーレ。数字上は全頭にチャンスあり。

デビュー戦の鮮やかな逃げ切り勝ちから10コンバットマーチが優勢。潜在能力は高く連勝は可能。対抗は5ヒルノマリブで地力は上位で逆転は可能。