【ビュンと突き刺す】クラヴェルが弾ける。祖母はディアデラノビア、母も府中牝馬Sなど重賞3勝。一番仔の長女は、424キロの青鹿毛。サイズはやや小さめながら、コントロールしやすく、デビュー戦は1000m通過・59秒7という緩ペースを、余裕をもって追走。12秒2-11秒7-11秒6(3Fは35秒5)というレースの上りを、自身・34秒9でビュンとひと差し。弓が弾けるような、この血統ならではのパンチ力を伝承している。意識的に間隔をあけ馬体を整備し、CWの最終追い切りの伸び脚も抜群。二の筆頭はオーロラフラッシュ。中山マイルに1分34秒3という時計があり、勝ち鞍は力勝負の東京マイル。東スポ杯4着の経験などを、1勝クラスで生かしたい。東スポ杯8着のソウルトレインは、次走千両賞を2着。こうやまき賞3着のゴルトファルベン。エーポスの競馬センス、ラヴォアドゥースの時計など、連下は拮抗。

　1勝クラスで特別戦だが内回り戦。強さももちろん必要だが立ち回りの上手さも必要。ここは有力馬が差し追い込みタイプか外枠なので、◎ロードエクスプレスが1番枠を生かしてくれることを期待。

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【実力伯仲】休養明けになるが、気の良い牝馬だけでに初戦こそ買いたい4スマートリアン。ここはスローが見込め、思い切って逃げもあり得る。6オーロラフラッシュは前走強い相手と戦ったことが財産に。5ソウルトレインは使いながら、しっかりと成長してきた。

【勝ち負け】近走内容が優秀で、脚質にも幅がある05ソウルトレイン。スムーズさを欠いた前走でも2着に好走したように、地力に関してもここでは上位といえる存在だ。少頭数のここならば紛れる要素は少なく、キッチリ勝ち負けに持ち込めそう。相手は、06オーロラフラッシュと09ゴルトファルベンの2頭が上位評価組である。◎-○▲の馬連・馬単主体でいきたい。

【小波乱】ソウルトレインは脚質に幅が出た。追われてしぶといオーロラフラッシュ。先行力があるラヴォアドゥースが踏ん張る。

総じて全頭数字は悪くないが、抜けて良いという馬もいない。かなり悩ましい並びである。90レベルでは○オーロラフラッシュだが、今回の京都で同じレベルが出せるのだろうか。ならばコース指数と平均値トップ◎ロードエクスプレスでいいんじゃないか。次点▲ゴルトファルベン。一発☆クラヴェル。以下全頭流したいくらいの僅差。

デビュー戦の鮮やかな快勝から7エーポスを推す。スピード能力は高く上積みは大きいなら連勝は十分。○は5ソウルトレインで先行策から逆転を狙う。