【ポンとだしてそのまま】アンドラステの才能断然。紐解けば昨年1月の京都・芝1600mの新馬戦。馬場は稍重、前半1000m通過は61秒3。楽なマイペースに持ち込めたが、上り3Fは12秒1-11秒9-11秒6と漸次加速。1分36秒9というタイムも、馬場差を考慮すれば上々。軽い骨折を発症したが、次走の中京戦も、3F標識から一気に11秒3-11秒2にペースアップ。ラスト1Fも11秒8でまとめ、最速の上りで後続を楽々振り切る2馬身差完封。走破タイムは重馬場で1分33秒4、翌日のGIII・中京記念は稍重で1分33秒6。これはちょっとモノが違う。

　西部スポニチ賞は距離1800m。折り合いを考えるあまり、窮屈な競馬で2着に敗れたが、マイルならポンと出しでそのまま。オースミカテドラル、ステイオンザトップが本線。ただ、ともにひと癖ある差し馬。ヴィントの一瞬の脚、四位Jのラストランに一票。ライオネルカズマも押さえておきたい。

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【順当】順調には使えていないが、まだまだ奥がありそうな9アンドラステ。頭数も手ごろで、どんなレースをするか楽しみ。7オースミカテドラルは脚が溜まればラスト確実に伸びてくる。2ヴィントは、この乗り変わりは脅威。

【条件好転】四位ジョッキーの最終騎乗となるが、脚質が脚質だけにアタマまではどうか。コース替わりがいい方向に出そうな、04ステイオンザトップを本命に推す。久々だった前走を叩かれて、デキも上向いているはず。相手は、09アンドラステと03テーオーアマゾンの2頭が上位評価組である。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負したい。

【小波乱】ヴィントはこの距離が合う。立ち回りがうまいアンドラステ。ライオネルカズマは粘り強い。

平均値トップ4歳◎アンドラステ。近走100台連発ならばここでは筆頭だろう。相手も4歳の前走値良い○オースミカテドラルと▲テーオーアマゾン。一発☆ステイオンザトップ。

休養効果で素質が開花した9アンドラステが有力。スピード能力は非凡でマイルなら押し切れる。対抗は7オースミカテドラルで決め脚は鋭く逆転は可能。