【資質熟考】サンキューユウガは、まだまだ強くなる。

　皆生特別は久々。少し癖のある馬だけに、道中呼吸をはかりながらの中団差しとなったが、上り33秒3で、アクションのたび先頭に肉薄してきた。中間も坂路上り11秒7を出すなど好調、ひと夏の終わりはオープン勝負と思うくらの競馬が見たいもんです。

　当面の目標はロードアクア。コースを問わず、現級で1分8秒台を三戦連続で並べている。3歳馬ビアイは、逃げに徹することで、前回・1分8秒8で先頭ゴールを決めた。もうひと叩きが必要かもしれないが、ベルスールの資質。ディアボレット、レッドシャーロットも連下なら。

　○サンキューユウガが良いのは当然として、面白い存在だと思うのが◎ビアイ。昇級だが、前半のスピードだけはこのコースでも足りる。

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【軸信頼】前走もしっかりと前と差を詰めていた4サンキューユウガ。馬場が荒れた今の方が持ち味活かせる。2ロードアクアは先行力が強化され、レースを組み立てやすくなってきた。3ディアボレットは内で脚溜まれば末爆発する。

【中心不動】少頭数ながら先行指向が強めのメンバー構成。馬場も向きそうな04サンキューユウガを、素直に信頼する。久々だった前走を叩かれて、稽古での動きはグンと良化。決め脚も上位で、崩れるケースは考えづらい。相手は、02ロードアクアと03ディアボレットの2頭が上位評価組。少頭数でもあり、ここはシンプルに◎-○▲の馬連・馬単主体で勝負したい。

【小波乱】サンキューユウガは良化一途。マッスルマサムネは追い比べで前進。ビアイはスピードがある。

3歳1頭だけは▲ビアイ。前走同距離コース96だが前走同様の斤量では上積みまではどうか。ならば平均値トップ◎サンキューユウガ筆頭。次点に○ロードアクア。一発にダートからの☆レッドシャーロット。

叩いた効果での変わり身は大きい4サンキューユウガが有力。展開に注文はつくが決め脚はシャープで勝機。対抗は2ロードアクアで先行策から抜け出しは十分。