【切り札は俺だ】スペードエースの血統と資質を信頼。

　近親はヴィルシーナ、シュヴァルグラン、ヴィブロス。ハルーワソングの牝系は、わずか10年で、現競馬シーンの主役を務めるほどの血族になったなぁ。なんて、ただこの一党は総じて敏感質。稽古でも思い切って動かせない。小柄な馬体を考慮し、年明けまで慎重にデビュー時期など探ってきたが、新馬戦はスタートでよろよろ、道中は掛かり気味。しかし直線ハミを噛み直し、稍重で2分3秒8。

　続くアルメリア賞は馬場は稍重。慎重に後方待機を決め込んだが、1000m通過は60秒5と、小頭数ながら意外にハード。直線はあれよあれよ。11秒8-11秒4-12秒2(3Fは35秒4)というレースラップを、35秒0でスタスタと加速、2着を3馬身余になで斬り。時計もラップも、たった一戦で重賞レベルにジャンプアップ。いまだに追い切りは頼りないが、久々でも2勝クラスでは力が違う。

　第一本線はライティア。エルフィンS2着歴もある3歳馬、前走は428キロに増量、9Fも軽くこなせた。まだ走りにムラはあるが、ツボにはまればプライムフェイズ。ナンヨープランタン、タイセイメガロス、リュクスポケットも連下圏内。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

【順当】3走前は3冠牝馬の2着。昇級戦だが臆することはない1ライティア。8スペードエースはまだ底を見せていない逸材。自分の力さえ出せれば。3タイセイメガロスは道悪の前走度外視。

【展開有利】少頭数で、落ち着いた流れになるのは必至。楽に自分のレースができる06リュクスポケットを、ここは本命視する。条件適性の高さも魅力で、稽古での動きもなかなか良好。狙ってみる価値は十分にある。相手は、01ライティアと02ナンヨープランタンの2頭が上位評価組。少頭数でもあり、ここは◎-○▲の馬連・馬単をかなり厚めに狙いたい。

【小波乱】プライムフェイズはパワーアップ。仕上がりがいいタイセイメガロス。リュクスポケットは先行力がある。

2勝クラスの芝マイル戦。メインレースの参考にタイムチェックは必須のレースだ。距離値が103でディープ産駒の◎ライティア。ここでは唯一の牝馬に期待してみる。相手に○タイセイメガロスと▲スペードエース。一発に☆ナンヨープランタン。

無傷の連勝中と勢いがある8スペードエースが優勢。潜在能力は高く格上げでも通用する。○は3タイセイメガロスで好機に仕掛ければ差はない。