【4頭ボックス】レイパパレの才能注目。紐解けば、デビュー戦の体重は416キロ。数字通りいかにも線が細い。クラシックとは距離をとり、成長を促し6月まで待ち、二戦目は436キロに増量し、馬群をカチ割り古馬を圧倒。糸魚川特別は後半4F・11秒9-11秒3-10秒8-11秒3(3Fは33秒4)というレースラップを、自身33秒2で内一気。ゴール過ぎても前進気勢は衰えず、瞬発力と持久力の両方を保持していることがわかった。

　出走がかなえば、秋華賞の印は対抗。もしかして、デアリングタクト逆転まであるんじゃなかろうかと思っていたが、無念の抽選漏れ…。だが、大原Sは、なるほどの逃げ切り。1分46秒3というタイムも、馬場差を差し引きすれば出色。1F延長、GIIIでも、脚色が鈍るとは思えない。

　超えるべき壁は、GIII・新潟記念の勝者ブラヴァス。4歳秋、いろんな我慢が結実。中間また障害練習など取り入れたと聞くが、持久力にしなやかさが加われば鬼に金棒。

　ヒンドゥタイムズは、七夕賞でブラヴァスに0秒4差。一足飛びとはいかないものの、まだ伸びしろを残している。休み明けをひと叩き、ジェネラーレウーノも僅差、ここは4頭ボックス。

　このレースは2000m→1800m→2000m、別定→ハンデ→別定と条件が変わっているのでデータでは扱いにくい。若い馬が強い感じはあるので○レイパパレか◎ブラヴァスあたりだが、連勝馬は連勝数が多いほど過剰人気になる傾向があるので◎ブラヴァスに期待する。近走内容の悪い馬が多いので相手も絞ってしまう。

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【順当】過剰人気になる不安も大きいが4戦4勝の7レイパパレには逆らえない。前走の時計も超優秀でニューヒロインがまだ1段階段を上がる。11ブラヴァスは4歳秋でいよいよ本格化。1ヒンドゥタイムズは得意の阪神で上位との差が詰まるか。

※11/29時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

　阪神芝2000mで行われるGIII戦。舞台となるのは阪神の内回りで、阪神の急坂を2回駆け上がるタフなコースのためパワーと器用さを持っている子から買いたい。

　本命視しているのは、ブラヴァスです。近走の重賞戦の走りからこのメンバーは楽でしょう。好位からの瞬発力があり、阪神コースとの相性もいいので期待します。

※11/29時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

　レイパパレの前走・大原Sは圧巻だった。持ったままで突き放し、時計も速かった。秋華賞除外が本当に惜しい。デアリングタクトに冷や汗をかかせていたはず。当然、ここは期待十分の一戦。

　ブラヴァスは新潟記念を勝ち、重賞連勝を狙う。当時の新潟はパワーのいる馬場。坂のある阪神は歓迎だ。ジェネラーレウーノのオールカマーは道中でカレンブーケドールに来られて苦しくなった。自分のペースなら。ヒンドゥタイムズが続く。

※11/29時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

　前走好走馬を素直に重視した方が良さそう。「前走の着順が6着以下、かつ前走の距離が2200m以下だった馬」は2014年以降[0-0-0-33]と苦戦しています。

　また「出走数が19戦以上の馬」は2014年以降[0-2-2-44]、「前走との間隔が中2週以内だった馬」は2014年以降[0-0-0-23]。キャリアの浅い馬や、臨戦過程に余裕がある馬を高く評価したいところです。

　注目はヒンドゥタイムズ・ブラヴァス・レイパパレの3頭。いずれもこのレースが合っていそうなタイプですし、コース替わりは問題ありません。

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

　以前は秋の阪神開幕週に行われており、当時の勝ち馬には、ジャパンCと宝塚記念を制したタップダンスシチー、天皇賞(春)を勝ったスズカマンボ、宝塚記念と有馬記念を勝ったドリームジャーニーなどがいる。12年から12月の阪神に移動し、16年までは芝1800m、それ以降は芝2000mで開催されている。

1.若い馬が強い

　時期変更以降の8年間で3歳馬が4勝、4歳馬が2勝している。また、14年の勝ち馬トーセンスターダムと17年の勝ち馬サトノクロニクルは、これが古馬混合戦初挑戦だった。若くて勢いのある挑戦者が通用しやすい傾向がある。

2.中4-8週の馬に注目

　時期変更後の8年間で、中4-8週での参戦となった馬は[7-5-3-33]で連対率25.0％、複勝率31.3％。単複ともに回収率は100％を超えている。対して、中9週以上の休み明けだった馬は[0-1-2-15]で複勝率16.7％、中1-3週だった馬は[1-3-2-47]で複勝率11.3％。

3.前走も勝利していた馬

　昨年は前走1着だった馬が4頭出走していたが、その内の3頭で決着。一昨年は前走勝っていたのは2頭だけで、その2頭のワンツーだった。

　人気でもデビュー4連勝中のレイパパレに逆らえないか。前走の大原S(3勝クラス)は軽斤量52kgの恩恵があったとは言え非常に優秀な内容。近年のレース傾向にも合っており、ここも勝ち負けを期待できそうだ。不安材料を上げるとすれば、全きょうだいのオーキッドレイやシャイニングレイは主に距離短縮で結果を出していたから、2000mへの距離延長がどうかという点か。

　ブラヴァスは新潟記念で重賞初制覇。先行して良し、差して良しの馬で特に欠点は見つからず、今回も上位には食い込んでくるだろう。ヒンドゥタイムズは前走余裕残し。叩き良化形であり、今回は上積みが期待出来るだろう。

　ジェネラーレウーノは阪神が恐らく合わないが、先行力でどこまで粘れるかといったところ。先々に向けても、復活の兆しは見たいところだ。以下、前走10着も自分の時計では走れていた3年前の覇者サトノクロニクル。

【順当決着】まだ底を見せていない07レイパパレ。しかも、そのレース内容も非常にレベルが高い。重賞になって相手は強化されるが、このメンバー構成ならば勢いに乗って撃破できそう。稽古での動きのよさも目立っている。相手は、11ブラヴァスと01ヒンドゥタイムズの2頭を上位に評価。堅く決まる一戦とみて、ここは◎-○▲の馬連・馬単主体で勝負したい。

【小波乱】ブラヴァスは地力アップ。サトノクロニクルはコースが替わり前進。ヒンドゥタイムズは堅実そのもの。

4連勝中◎レイパパレ。こんなにきれいな右肩上がり数値も珍しい。初距離となるが前走の116はこのメンバーでは二枚上感あり。前走時のコメントでも書いたが秋華賞に出ても戦えた数値を持っている。アタマ固定でもいいくらい。相手に前走値良い○ブラヴァスと▲ヒンドゥタイムズ。一発あれば☆ジェネラーレウーノ。4頭に絞る。

破竹の4連勝中と勢いに乗る7レイパパレが中心。自在に立ち回ればここも通過点。次位は11ブラヴァスで新潟記念の覇者で実績は上位。▲は1ヒンドゥタイムズで展開に注文はつくが地力はある。