【蘇った】バルトリが復活の狼煙をあげた。2歳秋の東京、不良馬場の芝1800mを豪快に突き抜けたときは、牝馬クラシックも想像した。ただ、姉もそうだったが、この一族はどこか心身ともにデリケート。体重、距離など丁寧に模索してきたが、東京1400mを鮮やかな逃げ切り。息遣いもフットワークももう本物、滞在競馬は大歓迎です。昇級でも好勝負必至。

　逆転があれば3歳馬シュバルツカイザー。NZT5着で、ある程度の能力は示したが、馬体も記録もみるからにパワー型。洋芝の1500mは条件ピタリ。

　グレイトオーサーは、滞在競馬が大きな加点材料となる。ドゥラモットも洋芝適性は高そう。プレトリア、タイセイトレンディ、ベッラヴォルタも2-3着要員なら。

　大敗が続いた◎グレイトオーサーだが、血統からも新馬から連勝した点からも能力的に完全な頭打ちとは限らない。洋芝替わり+先行意欲のある藤岡佑騎手で狙いたいタイミング。

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【上位拮抗】前走1番人気だったとはいえ、過酷な条件を覆して押し切った9バルトリ。1シュバルツカイザーは前走不利な大外枠から直線鋭く追い込んで重賞5着。8プレトリアは札幌芝は得意で。

2勝クラスの芝1500m戦。近走90レベルの好走続けて平均値トップ◎バルトリ。3歳でも指数右肩上がりで92まで出ている○シュバルツカイザー。次点で▲ドゥラモット。一発☆タイセイトレンディ。

素質は高い9バルトリが優勢。自在な脚がありリズム良く運べれば抜け出せる。次位は1シュバルツカイザーで好機に仕掛ければ好走は可能。▲は5ベッラヴォルタで他力本願だが差し切りは十分。