【約束の地】
スカイグルーヴが約束の地にたどり着こうとしている。2歳11月、東京2000mの新馬戦を大差の圧勝。続く牡馬混合の
京成杯2着。さすが
エアグルーヴ一族の保守本流ですね。クラシックの期待を一身に集めたが、小さなアク
シデントが重なったにせよ、走るたび折り合いにも苦労。中距離ではスタミナ不足を露呈していった。マイルでも流れに乗れない、
晩春Sはさらに7Fに距離を短縮。1000m通過・56秒5-1200m通過・1分7秒9という淀みのない流れを、なんならハナを切りましょうかという勢いで先行。6Fの素養は前走の通過タイムで見えた。体調さえ整っていれば、この一戦が新たな
ジャンピングボードとなる。
二の筆頭は
ニシノドレッシーの差し込み。前走は4着といっても0秒3差。状態は依然高く、札幌1200mにも勝ち星がある。
デルマカトリーナも好調。先週のレースを見ると、今季の札幌は時計が速くても差し追い込みが効く。勢いなら
ロジーナ。
カワキタアジン、
チェアリングソング、
ショウナンアリアナなど、ハンデ戦だけに相手は広く。