11R

札幌2歳S

15:25発走 / 芝1800m (右 C) / 天候:晴 / 馬場:良
2回 札幌 7日目 サラ系2歳 オープン       (国際)(特指) 馬齢 10頭
本賞金:3100,1200,780,470,310万円
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ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

1

相手

2

3

4

9

10

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

1

2着

9

相手

2

3

4

10

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

1

2着

2

相手

3

4

9

10

24通り 各100円

丹下日出夫の見解

【2頭軸、ヒモ探し】リューベックの速力断然。全姉は世界を股にかけGIタイトルをもぎとったディアドラ。姉より四肢や首の動きは軽やか、艶やかな肌をした472キロの好馬体を誇る。

 初陣は鋭いダッシュで楽々と単騎マイペース、3コーナーすぎノーアクションで後続を引き離した。200m辺りで手前をチョコチョコかえたりしたが、11秒9-11秒6-11秒6(3ハロンは35秒1)という快ラップで2馬身差に完封。

 同じ須貝厩舎のソダシは、昨年開催二週目に函館1800mを1分50秒4・上がり35秒3で駆けたが、本年のリューベックは1分51秒4。全体時計は1秒遅いが馬場の傷みが進んだ三週目に上がり35秒1を計測。能力評価はソダシとほぼ同等といっていい

 まだ手前の替え方や戦法など微調整が必要だが、器は大きく牡馬GI街道まっしぐら。

 強敵はジオグリフ。父は短距離ダート系のドレフォンながら、四肢・首差し・フレームは明らかに中距離系。新馬戦は道中気合をつけながらの追走となったが、残り4ハロンから一気に11秒8にペースアップ、続く3ハロンも33秒5というレースラップを33秒3で一閃。ラスト2ハロンの推定ラップは10秒8-10秒8見当だろうか。6月の東京開催のマイル以上の新馬戦では跳びぬけて優秀だった。

 次走は早々に札幌2歳Sを目標に掲げ、現地入りし芝・ダートコースで追い切り3本消化。前進気勢はアップ、出走態勢は整った。

 割って入ればトップキャスト。新馬戦は1000m通過・60秒2のミドルペースで飛ばし、残り4ハロン標識から11秒8-11秒8-11秒7と加速。最後の1ハロンは13秒0と脚色が鈍ったものの1分48秒5は昨年の札幌2歳Sソダシのレコードに0秒3差の快記録だった。

 コスモス賞を1分49秒3で勝ち上がってきたトーセンヴァンノの勝負根性もなかなか。同レース2着のエーティーマクフィも叩いて漸次良化。距離延びて味が出てきた。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連フォーメーション
1着

9

2着

1

4

6

7

相手
4通り 各2500円

須田鷹雄の見解

 過去10年の札幌2歳S、オープン特別から来た馬は[1-5-3-23]で意外に勝ち切れていない。新馬組と未勝利組の比較は前者が[6-4-7-56]、後者が[3-1-0-22]で勝率は後者が上回っているのだが、複勝率は23.3%と15.4%でだいぶ開きがある。複勝回収率も73%と44%で、軸として狙うなら新馬組のほうが無難だろう。

 その新馬組だが、逃げ切ってきた馬は[1-2-2-14]、その他は[5-2-5-42]で、控える競馬もできることが確認済である馬のほうが若干有利。また、新馬戦での人気が1-3番人気だった馬が[6-3-7-36]に対し、4番人気以下だった馬は[0-1-0-20]。前評判の高かった馬が強く、展開を利するなどして穴をあけてきた馬は苦戦している。

 今回「前走新馬勝ち」「前走逃げ以外」「前走3番人気以内」の条件をすべて満たすのは◎ジオグリフのみ。相手4頭の馬連で。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

2

4

9

10

12通り 各400円

3連単BOX

2

4

9

10

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

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攻めの予想 netkeibaローカル本紙の予想

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netkeibaローカル本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

4

相手

1

2

3

6

9

10

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

1

相手

2

3

6

9

10

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

10

相手

1

2

3

6

9

30通り 各100円

netkeibaローカル本紙の見解

【小波乱】キャリア3戦。距離が2度目となる4エーティーマクフィ。学習能力の高い馬で、前走を超えるパフォーマンスを見せてくれそう。札幌1800mを使っていることを高く評価。1リューベックは、新馬は逃げ切り勝ちだが奥が深そう。10トーセンヴァンノも◎同様、このコース経験者。

元騎手ならではの視点、展開重視 鈴木麻優の予想

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鈴木麻優

予想印
9ジオグリフ(1人気)
6オンリーオピニオン(7人気)

鈴木麻優の見解

※8/29時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 札幌芝1800mで行われる2歳限定戦。まずキャリアがまだ浅い2歳戦で私が重視しているのは、追い切りで走りが良化しているかどうかです。使われつつ良くなってくる子と、新馬戦から成長が見込みにくい子をしっかり見極めて買っています。加えて札幌芝1800mはコーナー4つを通過する小回り形態。直線も短いので先行できる子から積極的に買いたいです。本命視しているのは、ジオグリフです。新馬戦は好位からGOサインのステッキが入るとグンと姿勢を低くして抜群の脚を見せてくれました。大型馬で叩かれてからの上積みにも期待できるでしょうから楽しみです。

競馬記者の決断 鈴木正の予想

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鈴木正

鈴木正の見解

※8/29時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 ジオグリフは東京でのデビュー戦で好馬体を披露。直線で先頭に立った後、手前を戻してしまうなど若さも見せたが、その分も上積みがありそう。時計も速かった。トップキャストのデビュー戦も好時計勝ち。しかも逃げて自分で出してのものだ。他馬に行かれた時がポイントだが基礎能力は高い。リューベックも初戦は真面目に走っていない。ディアドラの下。しっかり走ればここでも互角だろう。アスクワイルドモアはレース経験が武器に。

魅せるデータ力 伊吹雅也の予想

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伊吹雅也

予想印
2トップキャスト(2人気)
1リューベック(3人気)
9ジオグリフ(1人気)
6オンリーオピニオン(7人気)
3ダークエクリプス(除外人気)

伊吹雅也の見解

※8/29時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 近年は前走を完勝している馬が優勢。「前走の着順が2着以下だった馬・前走の2位入線馬とのタイム差が0.1秒以下だった馬」は2018年以降[0-1-0-20]と苦戦していました。また「前走との間隔が中3週以内の馬」も2018年以降[0-1-0-12]といまひとつ。臨戦過程に余裕がある馬を重視すべきでしょう。

 今年はオンリーオピニオンジオグリフトップキャストリューベックあたりが有力。前走で後続を引き離したトップキャストは特に楽しみです。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

予想印
7アスクワイルドモア(4人気)
9ジオグリフ(1人気)
1リューベック(3人気)
2トップキャスト(2人気)
3ダークエクリプス(除外人気)

netkeiba編集部の見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 2歳世代最初のJRA中距離重賞。施行時期が繰り上げられて以降、クラシックで活躍するクラスの参戦が少なくなりつつあったが、昨年は1着のソダシ桜花賞馬に、2着のユーバーレーベンオークス馬になったことで、出世レースとして改めて注目されている。今年も、昨年に続いて後の活躍馬が出てくることを期待したい。

1.差しが決まる

 近年の好走馬の立ち回りを見ると、昨年5番人気2着のユーバーレーベンは2-4角の通過順位が[14-5-3]、18年6番人気1着のニシノデイジーは[11-8-2]、4番人気2着のナイママは[8-4-1]、17年7番人気3着のダブルシャープは[14-14-4]など、序盤は後方に位置していた馬が長く脚を使って差してくるケースが少なくない。逆に、2角1番手だった馬は、函館開催だった13年を除く過去9年で[1-0-0-8]。

2.前走人気に注目

 函館開催だった13年を除く過去9年で、前走4番人気以下から3着以内に好走したのは2頭だけ。前走人気していた馬が中心になるレースで、中でも前走1番人気だった馬は[7-5-4-25]で複勝率39.0%。

3.乗り替わりは勝ち切れない

 函館開催だった13年を除く過去9年、前走と同騎手だった馬は[9-6-5-56]で複勝率26.3%なのに対し、前走から乗り替わりとなる馬は[0-3-4-39]で複勝率15.2%。

 アスクワイルドモアはエンジンの掛かりが遅いのもあって勝ち上がるのに3戦を要したが、いずれのレースでも堅実に末脚を発揮していた。動き自体も1戦ごとに良化している。今回は夏4戦目なのでさらなる上積みがどうかも、調教の動きを見るに出来はキープしていそう。重賞でもいきなり勝ち負けを期待したい。

 ジオグリフは初戦の内容が上々。コース替わりは特に問題なく、引き続き勝ち負けを期待できるだろう。リューベックは初戦で押し出されるように先手を取って逃げ切りV。楽なペースで逃げたので能力はまだ未知数であり、良血で人気に推されるなら嫌う手もある。

 スカイフォールは新馬らしからぬ立ち回りでデビュー勝ち。おそらく使って良くなるタイプで2戦目も期待できるだろう。初戦で4番人気だった分だけ評価を下げた。以下、コース替わりマイナスも大物の可能性があるトップキャスト、初戦控えて結果を出したダークエクリプス

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

2

相手

1

3

4

7

9

10

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

9

相手

1

3

4

7

10

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

2

2着

1

相手

3

4

7

9

10

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

G3札幌2歳S。芝1800m戦。ダートからの1頭を除けばすべて同距離を使っている。なかでも函館同距離90の◎トップキャスト抜擢。相手に○ジオグリフ。さらに▲リューベック。一発☆トーセンヴァンノ

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

1

相手

2

3

4

7

9

10

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

1

2着

2

相手

3

4

7

9

10

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

1

2着

9

相手

2

3

4

7

10

30通り 各100円

田沼亨の見解

GI2勝馬ディアドラの全弟1リューベックが優勢。実戦を叩かれての効果は大きく、うまく流れに乗れれば能力でカバーできる。次位は2トップキャストで初戦の鮮やかな逃げ切り勝ちから能力的に遜色はない。▲は9ジオグリフで伸びシロは大きく好走は可能。

厳選予想 ウマい馬券